90歳で寒中水泳も、シルバースイマーの挑戦 中国吉林省

90歳で寒中水泳も、シルバースイマーの挑戦 中国吉林省

新華社 | 2026-06-02 22:42:00

吉林省吉林市を流れる松花江で寒中水泳をする華占先さん。(1月16日撮影、長春=新華社配信)

 【新華社長春6月2日】中国東北部はこのところ、少しずつ夏の気配が濃くなってきた。吉林省吉林市を流れる松花江の遊泳エリアでは、水泳を楽しむ愛好家たちの姿が見られる。華占先(か・せんせん)さん(90)もその一人だ。華さんは準備運動から着替え、入水までの一連の流れを落ち着いてこなすと、気心の知れた水泳仲間たちと泳ぎを楽しんだ。水泳の事になると「水泳のおかげで体を鍛えられた。心身共に良好だ」と生き生きと語る。

 40年余り水泳を続けてきた華さんにとって、真夏の遊泳はいわば「通常モード」。寒い冬に氷を割って寒中水泳をすることもあるという。

5月28日、吉林省吉林市を流れる松花江で水泳を楽しむ愛好家ら。(長春=新華社配信)

 寒中水泳を始めたばかりの頃は、身を切るような冷たい水と低温の刺激から体調がすぐれないこともあった。だんだんと水温に慣れ、毎日続けるうちに、自分自身に挑むような運動に次第に熱中していった。「慣れてしまえば、ほぼ毎日泳ぎに行くようになった。1日に数百メートルは泳げる」と語った。

 寒中水泳は現在、吉林省の地域色豊かな市民フィットネスの代名詞的存在になりつつある。吉林市冬泳協会だけでも17のチームが登録されており、千人を超える寒中水泳愛好家が集まっている。年齢層は20代の若者から90歳を超える高齢者まで幅広い。地元ではこの流れに乗り、寒中水泳などの活動を重要な文化・観光IP(知的財産)に育て上げ、大会の開催を通じて全国の愛好家を呼び込むとともに、周辺の宿泊や飲食、民俗体験の消費につなげている。(記者/孟含琪、李典)

吉林省吉林市を流れる松花江で寒中水泳をする愛好家ら。(1月5日撮影、長春=新華社配信)

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