
22日、江西省南昌市で開かれた第64回中国高等教育博覧会。(南昌=新華社配信)
【新華社南昌5月26日】中国江西省南昌市で24日までの3日間開かれた第64回中国高等教育博覧会には、大学1500校余りと企業6千社以上が参加し、多くのブースで高等教育におけるAI(人工知能)活用の成果が展示された。中国ではAIが高等教育に浸透しつつある。
北京理工大学のブースでは、エンボディドAI(身体性を持つ人工知能)搭載のロボットが赤、黄、青3色に色分けされた3センチ四方の立方体をスムーズな動きで仕分けしていた。この技術は既に製造業分野で活用されており、フレキシブル生産を実現できる。

22日、第64回中国高等教育博覧会に出展したロボット開発企業、宇樹科技(ユニツリー・ロボティクス、浙江省杭州市)の展示ブース。(南昌=新華社配信)
同大傘下のロボット開発企業、北京理工華匯智能科技の王浩(おう・こう)販売ディレクターは、同社が開発した10種類余りのロボットが教育・研究分野で既に広く使われていると紹介。学生はこれらのロボットを通じて運動制御やロボットアーム操作、視覚認識、音声インタラクションなどを学ぶことができ、AI技術の教室や研究室から市場への流れも一層促進されると述べた。
中国工業情報化部によると、中国のAIコア産業の規模は2025年に1兆2千億元(1元=約23円)を超えた。30年にはAI関連産業の規模が10兆元以上に拡大すると見込まれる。

22日、江西省南昌市で開かれた第64回中国高等教育博覧会。(南昌=新華社配信)
中国労働・社会保障科学研究院などが編さんした「中国人工智能人材発展報告(2025~26年)」によると、中国では現在、600以上の大学と800近くの職業学校がAI関連の専門コースを開設し、学術研究から技能実践までの一貫した育成体系を構築している。(記者/黄浩然、郭思縁)

22日、江西省南昌市で開かれた第64回中国高等教育博覧会。(南昌=新華社配信)

22日、江西省南昌市で開かれた第64回中国高等教育博覧会。(南昌=新華社配信)