外国人が驚く中国宅配サービスの「安心感」

外国人が驚く中国宅配サービスの「安心感」

新華社 | 2026-05-21 15:13:45

遼寧省大連市にある「小野家拉麺」の創業者、小野光規さんが撮影した広東省深圳市にあるドローン配送スポット。(深圳=新華社配信)

 【新華社瀋陽5月21日】中国国内外の交流サイト(SNS)ではこのところ、「中国式安心感」が話題を呼んでいる。外国人ブロガーたちは、中国の宅配サービスの安全性に驚き、迅速さや効率の良さを称賛している。

 中国の動画配信サイト、嗶哩嗶哩(ビリビリ)や動画投稿サイト「ユーチューブ」の投稿者で、遼寧省阜新市で暮らす英国人の「ティム兄」は昨年の秋以来、中国の宅配便の素晴らしさに関する動画を3本連続で投稿している。「以前、荷物を1時間近く道端に置きっぱなしにしてしまったが紛失しなかった」と語ったほか、住んでいる小区(居住区)の宅配ステーションには、受け取りを待つ多くの荷物が道端に積み上げられていることにも言及した。ティムさんはこうした状況を総括して「中国の信頼」と表現し、高効率な治安管理下で中国人の間に形成された一種の「暗黙の了解」だと説明した。

 宅配便に見られる「安心感」は、テクノロジーによる保護にも由来する。荷物の引き受けから配達までの各段階では、国家郵政局と中国郵政の規定に基づき、荷物本体のスキャンが行われる。これにより、荷物が各段階に到達するたび、位置と時間がリアルタイムで記録される。

遼寧省大連市にある「小野家拉麺」の創業者、小野光規さんが撮影した広東省深圳市でのスマート物流の実用例。(深圳=新華社配信)

 同省大連市在住の日本人、「小野家拉麺」創業者の小野光規さんは「国内のいろいろなところによく出張するが、薬や食べ物が必要になった時、宅配便やデリバリーのサイトで注文すれば1時間ほどで届く」と述べ、どこにいても必要なものがすぐに届くことに「中国式安心感」を覚えている。小野さんは「こうしたサービスの背後には、中国の整備された物流インフラとデジタル化、物流企業の優れた運営能力がある」と語った。

 市内でラーメン店を経営する一方、電子商取引(EC)事業も手がける小野さんは、中国の宅配便の海外展開に深い感慨を覚えている。動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」で越境ECを運営し、ライブ配信を通じて日本の消費者に中国の商品を販売しているが、以前は日本への配送はほとんどが中国から直接配送され、顧客に届くまで約2週間かかっていた。今では中国の事業者の多くが商品保管用の倉庫を日本で借りているため、最短3日で配送できるようになったという。小野さんは「中国の安全で迅速かつ高効率な物流モデルは、海外で大きな市場を開拓できると信じている」と語った。(記者/武江民)

中国のショート動画プラットフォームで、中国の宅配ステーションについて紹介する多くの外国人ブロガー。(瀋陽=新華社配信)

本ウェブサイトに関するご意見、ご提案等が

ありましたら xinhuanetjp@news.cn までご

連絡ください。