
中国商務部。(北京=新華社記者/李賀)
【新華社北京5月17日】中国商務部の報道官は16日、中米首脳が14日の会談で、双方の経済・貿易チームが協議で「全体としてバランスの取れた前向きな成果」を上げたと発表したことに関し、具体的な成果として次の5点を挙げた。
1、双方は、これまでの協議の成果を引き続き実行に移すとし、関税の取り決めについて前向きな共通認識を形成した。
2、双方は、貿易理事会と投資理事会を設置し、貿易・投資分野のそれぞれの関心事項を協議することで合意した。双方は貿易理事会で関税引き下げなどの問題を討議する。それぞれが関心を示す製品については、同等規模の関税引き下げを実施することで原則合意した。
3、双方は、一部農産物の非関税障壁と市場参入問題について、解決または実質的進展を図る。米国は、中国産乳製品・水産物の自動留め置き措置、培養資材栽培の盆栽の対米輸出、山東省に対する高病原性鳥インフルエンザ清浄地域の認定など中国が長年抱える関心事項の解決を積極的に進める。中国は、牛肉施設の登録や一部の州の家禽(かきん)肉の対中輸出など米国の関心事の解決を積極的に推進する。
4、双方は、一定範囲の製品の相互関税引き下げ措置を通じ、農産物を含む分野の双方向貿易の拡大を図ることで合意した。
5、双方は、中国による米国からの航空機購入と米国による中国への航空エンジン・部品の供給保証に関する取り決めを行い、関連分野の協力を引き続き進めることで合意した。
報道官はまた、次のように表明した。中米経済・貿易協議が前向きな成果を上げたことは、相互尊重・平等互恵の精神を堅持し、対話と協力を進めることが問題解決の方法であることを示している。双方は現在、成果の細部について協議を進めている。双方の経済・貿易チームは、両国首脳が定めた共通認識の方向性に基づき、早期に成果を確定させ、共に実行に移し、今後の中米経済・貿易協力と世界経済により多くの確実性と安定性をもたらしていく。