中国系米国人ブロガー、昆明で文化体験発信

中国系米国人ブロガー、昆明で文化体験発信

新華社 | 2026-05-12 12:01:01

24日、雲南省昆明市の斗南花卉(かき)市場で、生花をバックに自撮りする朱渓瑞さん。(4月24日撮影、昆明=新華社記者/陳欣波)

 【新華社昆明5月12日】中国系米国人ブロガーの朱渓瑞(シェリー・ジュー)さんがこのほど、「春の都」と呼ばれる中国雲南省昆明市を訪れ、自身の人気TikTok動画シリーズ「Becoming Chinese(中国人になる)」の撮影を行った。市場や食文化、街歩きを通じて現地の暮らしに触れ、その魅力を発信した。

 同シリーズは、現代中国の日常生活を軽妙かつユーモラスに紹介する内容で、昨年末の配信開始以来、多くの視聴者の関心を集めている。白湯(さゆ)を飲む習慣や室内でスリッパを履く生活、健康法の太極拳や八段錦など、中国式の暮らしを身近な切り口で取り上げて人気を得てきた。回を重ねる中で、内容はより本格的な文化体験へと広がっている。

雲南省昆明市の斗南花卉(かき)市場で記念撮影する朱渓瑞さん。(4月24日撮影、昆明=新華社記者/陳欣波)

 昆明で最初に訪れたのは、アジア最大級の切り花取引市場、斗南花卉(かき)市場だった。朱さんは自分の干支(えと)にちなんだ小さな馬のチャームを選び、「友人たちと花冠をかぶるのが好き」と語った。その後に体験したダイ族の伝統的な宴席料理「孔雀宴(くじゃくえん)」も印象深かったという。朱さんは、インターネットで雲南関連の動画を見たことが今回の旅のきっかけになったとした上で、「孔雀宴はぜひ体験したいと思っていたが、期待以上だった」と話した。

 午後には、翠湖(すいこ)近くの黄公東街を散策した。雲南風の茶飲料や地元産コーヒー、バラの花のあんを包んだ名物菓子「鮮花餅」を味わい、歴史を感じさせる街並みと若々しい活気を楽しんだ。朱さんは「本当にこの街がすっかり好きになった。ロマンチックで、ゆったりしていて、詩情がある」と感想を語った。

雲南省昆明市の斗南花卉(かき)市場で、商品を選ぶ朱渓瑞さん(左端)と友人ら。(4月24日撮影、昆明=新華社記者/陳欣波)

 朱さんは「中国系米国人として中華文化はよく知っていると思っていたが、雲南に来て初めて、まだこんなに思いがけない魅力があることに気付いた」とも話した。今回の昆明訪問は、自身の文化的ルーツをあらためて見つめ直す機会にもなったようだ。動画制作を通じて、身近な日常体験を東西文化をつなぐ入り口とし、より多くの人に中国のぬくもりと活力を伝えようとしている。(記者/陳欣波)

雲南省昆明市のレストランで、少数民族特有の「孔雀宴」を撮影する朱渓瑞さん。(4月24日撮影、昆明=新華社記者/陳欣波)

雲南省昆明市のレストランで提供された、少数民族特有の「孔雀宴」。(4月24日撮影、昆明=新華社記者/陳欣波)

雲南省昆明市の黄公東街で、馬が描かれた壁画をバックに記念撮影する朱渓瑞さん。(4月24日撮影、昆明=新華社記者/陳欣波)

雲南省昆明市の黄公東街で、雲南風の茶飲料やコーヒーを味わう朱渓瑞さん(左端)と友人ら。(4月24日撮影、昆明=新華社記者/陳欣波)

雲南省昆明市の翠湖公園で撮影する朱渓瑞さん(中央)。(昆明=新華社記者/陳欣波)

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