9日、河南省鄭州市の圃田駅を出発する13万本目の「中欧班列」。(ドローンから、鄭州=新華社記者/李嘉南)
【新華社北京5月12日】中国と欧州を結ぶ国際定期貨物列車「中欧班列」は9日、ドイツ・ハンブルク行きのX8037次列車が河南省鄭州市の圃田駅を出発し、運行本数累計13万本に達した。輸送貨物の総額は5200億ドル(1ドル=約157円)を超えた。中国国有鉄道会社の中国国家鉄路集団が明らかにした。
同社貨物輸送部の担当者によると、国家鉄路集団は近年、中国国内の西・中央・東の3ルートを軸に中欧班列の運行体系を整備し、時速120キロで運行する定期路線93本を設けた。国外では北・中央・南の3ルートからなる多元的な物流網を形成。このうち中央アジア南部を経由する南ルートは定期運行を実現し、1~4月の運行本数は前年同期比55%増の219本となった。
中欧班列は現在、中国本土129都市と欧州26カ国235都市、アジア11カ国100都市余りを結んでおり、ユーラシア大陸のほぼ全域をカバーする輸送ネットワークが構築されている。
輸送貨物は53類・5万品目以上に拡大した。中国からは自動車・自動車部品、機械設備、電子・電気製品など高付加価値製品の輸送が増加。欧州からは木材や紙パルプ、農産品、日用品などが中国市場に運ばれている。輸送コストは運行開始当初と比べ、4割以上低下した。