達子咀村の鄱陽湖畔の林で、羽を休めるアオサギ。(4月8日、ドローンから、九江=新華社記者/万象)
【新華社南昌5月10日】中国江西省北部にある国内最大の淡水湖、鄱陽湖(はようこ)。その湖畔に位置する達子咀村(九江市都昌県蘇山郷)の林では、8千羽を超えるアオサギの成鳥が巣を作り、卵を産み、ひなを育てている。
村は27世帯で広大な湿地があり、湖畔に植物が生い茂っている。1998年からアオサギが飛来して繁殖するようになり、次第に「アオサギ村」として知られるようになった。地元住民もアオサギを「吉祥の鳥」と呼んで、毎年の飛来を重視した。
達子咀村の住民が設置した鉄製の巣塔に巣を作ったアオサギ。(4月8日、ドローンから、九江=新華社記者/万象)
アオサギは小魚や小エビ、タニシを好み、湿地や浅い湖、ため池などで餌を探す。村の住民はアオサギの餌が少なくなるとため池に稚魚を放流し、また、木の枝を湖畔に集めてアオサギが巣を作りやすいようにしてきた。
住民のきめ細やかな保護により、飛来するアオサギはますます増えた。巣作りに適した樹木が少なくなると、2016年に住民らが資金を出し合い、鉄製の人工巣塔を11カ所設置。一つの塔に五つの巣が作れるようにした。
アオサギは達子咀村で毎年9カ月間過ごす。住民たちは28年間、素朴な手法で「吉祥の鳥」を見守ってきた。(記者/万象)
江西省都昌県達子咀村で、稚魚を放流したため池を巡回する村の住民。(4月9日撮影、九江=新華社記者/万象)
達子咀村でアオサギの生息する林を観察する村の住民。(4月9日撮影、九江=新華社記者/万象)
達子咀村の民家の裏にあるアオサギの林。(4月8日、ドローンから、九江=新華社記者/万象)
達子咀村の鄱陽湖畔で、アオサギのために木の枝を拾って湖畔に置く村の住民。(4月9日撮影、九江=新華社記者/万象)
達子咀村の鄱陽湖畔の林で、巣作りをするアオサギ。(4月8日撮影、九江=新華社記者/万象)
達子咀村で、他の住民に鳥の保護について説明する住民(左側2人)。(4月9日撮影、九江=新華社記者/万象)
達子咀村の鄱陽湖畔の林で、ひなを守るアオサギ。(4月8日、ドローンから、九江=新華社記者/万象)
達子咀村の鄱陽湖畔の林で、羽を休めるアオサギ。(4月8日、ドローンから、九江=新華社記者/万象)