外資系車メーカー、中国で電動化加速 研究開発投資も拡大

外資系車メーカー、中国で電動化加速 研究開発投資も拡大

新華社 | 2026-05-07 09:25:15

アウディが投入した中国市場向けのEVセダン「A6L e-tron」。(4月10日撮影、長春=新華社記者/許暢)

 【新華社長春5月7日】ドイツ自動車大手アウディはこのほど、中国市場向けの純電動セダン「A6L e-tron」を発売した。生産は吉林省長春市にある中国第一汽車集団との合弁会社「奥迪一汽新能源汽車」が担う。

 同社は、アウディが中国で初めて設けたEV専用生産拠点。「A6L e-tron」は「Q6L e-tron」に続き、同拠点で生産され発売される2車種目の戦略モデルとなる。中国EV市場での競争力強化につなげる狙いだ。

 外資系自動車メーカーによる電動化の動きは加速している。2025年末には独フォルクスワーゲン(VW)が、ソフトウエア子会社のCARIAD中国や中国EVメーカーの小鵬汽車(Xpeng)と共同開発したCEAアーキテクチャーを投入し、これを採用した新型車「ID. UNYX 07」の安徽工場での生産を開始した。今年3月には、VWと小鵬が共同開発した初のモデル「ID. UNYX 08」もラインオフした。

 トヨタ自動車は、高級車ブランド「レクサス」のEV研究開発会社を中国に設立し、中国独自の研究開発体制を構築。日産自動車も電動化の研究開発に100億元(1元=約23円)を追加投資し、製品開発の主導権を中国チームに移管した。

 部品分野でも外資によるイノベーション投資が進んでいる。独ボッシュは2027年末までに人工知能(AI)の研究開発に25億ユーロ(1ユーロ=187円)以上を投資する計画で、自動車関連事業は中国と欧州を中心に展開する。

 中国の自動車市場は、新エネルギーへの転換やスマート化が急速に進んでいる。外資系メーカーにとって重要な拠点となる中外合弁企業も、新たな成長余地を見据えた布陣を強化している。(記者/張建、王暁林)

本ウェブサイトに関するご意見、ご提案等が

ありましたら xinhuanetjp@news.cn までご

連絡ください。