定年後も故郷の伝統文化継承に尽力する男性 中国遼寧省盤錦市

定年後も故郷の伝統文化継承に尽力する男性 中国遼寧省盤錦市

新華社 | 2026-05-07 14:59:16

 【新華社盤錦5月7日】中国遼寧省盤錦市の田荘台鎮は、古い町並みが残る古鎮として知られ、地元ならではの軽食が百年にわたって受け継がれてきた。かつて同市文物管理弁公室で働いていた楊洪琦(よう・こうき)さんは、2018年の定年退職後も歩みを止めず、地元文化の保護と継承に力を注いできた。

 楊さんは退職後数年にわたり、伝統製法の継承者らが無形文化遺産登録を申請する際の手続きを指導、支援した。その結果、田荘台の軽食店40軒余りが省級、市級、県級の無形文化遺産に登録された。小さな町にこれほど多くの登録店があることは、田荘台古鎮の豊かな歴史文化を物語っている。地元では、こうした無形文化遺産を広く紹介するため、楊さんの指導の下で非物質文化遺産館も建設された。

 楊さんは2023年には、盤錦市の文化・観光資源の調査も担った。100カ所以上の文化遺産を調べ、報告書をまとめたことで、地域の文化・観光資源が体系的に整理された。

 さらにこの8年間、盤錦の地域文化をより深く掘り起こし、保護し、活用するため、日本や韓国、ベトナム、ラオス、カンボジアなどを訪れ、地域文化の保護と継承に関する先進的な取り組みを学んだ。地元では、地域文化の保護と継承に力を注ぎ、文化施設の整備にも関わってきた。

 退職後の楊さんは、地域文化の研究に取り組む一方、自ら情報発信も行い、スマートフォンの各種アプリも使いこなしている。8年間の退職生活を充実したものにしながら、地域文化を支える中で人生の新たな価値も見いだした。(記者/趙泳)

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