ロシアの専門家「東京裁判は戦後秩序構築の重要な一歩」

ロシアの専門家「東京裁判は戦後秩序構築の重要な一歩」

新華社 | 2026-05-03 13:23:45

東京裁判の様子を記録した資料写真。(北京=新華社配信)

 【新華社モスクワ5月3日】第2次世界大戦と日本について研究するロシアの専門家がこのほど、80年前の極東国際軍事裁判(東京裁判)は日本の軍国主義が犯した大罪を明らかにし、戦後の世界秩序を構築する重要な一歩であったと述べた。

 ロシア科学アカデミー中国・現代アジア研究所日本研究センターのドミトリー・ストレリツォフ主任研究員は新華社の取材に対し、東京裁判は重大な出来事であり、日本の侵略を受けた人々に一定の正義をもたらし、歴史的公正性を示したとし、戦後国際秩序の多くの部分がこの歴史的公正性の上に築かれ、戦後の世界秩序の道徳的、法的基礎を強固にしたと指摘した。

 ロシア自然科学アカデミー会員のアナトリー・コーシキン氏は、東京裁判の歴史的意義は、侵略や非人道的な暴力行為に及んだ者が法の裁きを免れることはないと法廷を通じて世に示した点にあり、その意味で戦後の世界秩序を構築する重要な一歩であったと述べた。

 コーシキン氏は、第2次世界大戦の主犯を裁くことは、ファシズムやナチズム、軍国主義の復活を阻止する重要な措置と考えられていると指摘した上で、残念ながら数十年が経過した今も、これら三つの極めて悪質な現象が依然として存在し、一部の国で勢いを増しており、例えば日本にそのような傾向があると説明。日本は再び軍国主義の道を歩み始めており、国内の一部勢力が「勝者による敗者への裁き」であるとして東京裁判の正当性に疑義を呈しているのは極めて危険な傾向で、断固として阻止しなければならないと強調した。

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