東京裁判は世界に記憶されるべき 豪市民党バーウィック委員長

東京裁判は世界に記憶されるべき 豪市民党バーウィック委員長

新華社 | 2026-05-02 21:57:45

東京の国会議事堂周辺で行われた抗議活動で掲げられたプラカード。(4月19日撮影、東京=新華社記者/賈浩成)

 【新華社メルボルン5月2日】オーストラリア市民党のロバート・バーウィック全国委員長がこのほど、新華社の取材に応じ、東京裁判は世界中のより多くの人々に理解、記憶されるべきで、日本の軍国主義的な動きは警戒に値すると述べた。

 今年は極東国際軍事裁判(東京裁判)開廷から80年の節目に当たる。バーウィック氏は、東京裁判では正義が広まったように見えるが、実際には多くの戦犯がしかるべき処罰を免れたと指摘。米国は冷戦の考慮から多くの日本人戦犯を不問に付し、東京裁判の成果を弱めたと述べた。

 日本の高市早苗首相が4月、靖国神社に供物を納め、超党派の国会議員が参拝したことについては「非常に失望した」と述べ、「日本国内、特に与党内で再軍事化と歴史の粉飾美化を進める動きがますます強まっている」と強調した。

東京の国会議事堂周辺で行われた抗議活動で掲げられたプラカード。(4月19日撮影、東京=新華社記者/賈浩成)

 バーウィック氏は、オーストラリアでは日本軍が第2次世界大戦中にインドネシアでオーストラリア人女性看護師20人を強姦し殺害したことを国民の誰もが知っているが、中国の南京で何千何万もの同様の犯罪があったことを知る者は少ないと説明。中国が日本の政界の靖国神社に関わる一連の悪質行為に強い憤りを抱くのは当然と述べた。

 祖父がパプアニューギニアで日本軍と戦ったことにも触れ「後になって知ったが、中国が多大な犠牲を払って日本軍の兵力の大半を引きつけ、南下させなかったからこそ、祖父たちは日本軍を打ち負かすことができた」と語った。

 「東京裁判開廷から80年の節目に当たり、オーストラリアの同胞に『東京裁判を知っているか』を尋ねるつもりだ」。バーウィック氏は、もし「知らない」という答えがあれば「なぜ知らないのか」を自問するよう促したいとし「このように問うことで、黒を白と信じ込ませるプロパガンダに気づいてもらえる」との考えを示した。

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