
南アフリカのヨハネスブルグ国際空港の倉庫で、長沙に発送予定の輸出品を集める従業員。(ヨハネスブルグ=新華社配信/羅婇寧)
【新華社長沙5月2日】中国は1日、国交のあるアフリカ53カ国に対する全面的なゼロ関税措置を開始した。湖南省長沙市の長沙黄花国際空港では同日、南アフリカ産ワイン6千本余りが通関を終え、同省で初めて新措置の適用を受けた貨物となった。企業の関税免除額は2万1千元(1元=約23円)だった。
湖南省は中国とアフリカの経済・貿易協力における先行エリアと位置付けられ、近年は中国・アフリカ経済貿易博覧会の開催地ともなっている。2025年のアフリカからの輸入額は309億2千万元で前年比27・2%の増加となり、今年1~3月も21・9%増の70億4千万元と増勢を維持している。
2025年中国国際食品飲食博覧会に設けられた、アフリカ製品の輸入などを手がける湖南達言信息科技のブース。(長沙=新華社配信/羅婇寧)
今回新たにゼロ関税待遇の対象となったケニア、南アフリカ、ナイジェリア、モロッコ、チュニジアは、湖南省にとってアフリカからの主要な輸入先。25年1月から26年3月にかけて長沙税関がこれら5カ国からの輸入に課した関税は942万5800元で、アフリカからの輸入に対する関税総額の98・1%を占めた。(記者/張玉潔、戴斌)
2025年中国・アフリカ経済貿易博覧会の会期中に開かれた「アフリカ良品オンライン販売シーズンイベント」の会場。(長沙=新華社配信/羅婇寧)