【新華社福州4月30日】中国福建省福州市で29、30両日、第9回デジタル中国建設サミットが開かれ、ロボットが手の届かない展示品ではなく、身近な実用品として存在感を放った。
会場では中国でケンタッキーフライドチキンを運営する百勝中国控股(ヤム・チャイナ・ホールディングス)のコーヒーブランド「肯悦咖啡」が福州のロボットメーカー、福建漢特雲智能科技と提携して行ったロボットによる配達が注目を集めた。スマートフォンで2次元コードを読み取って注文すると、ロボットがコーヒーを運び、到着時に電話をかけて利用客の受け取りを促す。
漢特雲は通信大手の中国移動通信(チャイナモバイル)と提携し、省内初の社区(コミュニティー)用スマートロボットステーションを構築。第5世代移動通信システム(5G)や人工知能(AI)などの技術を活用し、宅配便の配送やごみの戸別収集、小包の集荷・発送、無人清掃、防犯パトロールなどのサービスを提供する。宅配便が到着するとロボットが仕分けを行い、エレベーターを使って自律的に移動し、障害物を回避しながら配送を完了する。ロボットは日常生活のさまざまな場面で利便性向上に一役買っている。(記者/常博深、肖和勇)