四川省の九寨溝風景区で記念撮影するタイ人観光客。(4月8日撮影、アバ=新華社配信/字成秀)
【新華社成都4月25日】中国四川省アバ・チベット族チャン族自治州黒水県に位置する達古氷河は、世界で最も標高が低く、面積が広く、形成年代が新しい氷河の一つとされる。ここは雪を冠した壮麗な峰やはるかな時を刻む氷河、秋に鮮やかに色づく森林、高原の湖、希少な野生動植物、そしてチベット族の暮らしや文化が息づく見どころの宝庫であり、年間を通じて国内外から多くの観光客が訪れている。
中国とタイの間で査証(ビザ)相互免除政策が実施されて以来、両国間で往来の利便性が大幅に向上し、黒水県を訪れるタイ人観光客の数は着実な増加傾向にある。今年これまでに達古氷河を訪れたタイ人観光客は前年同期比12%増の延べ1万8600人となっている。
達古氷河の風景。(アバ=新華社配信)
データによると、2025年に四川省の出入境辺防検査総站(出入境検査所の統括機関)は延べ172万人以上の外国人の出入国手続きを行った。入国した外国人旅行者のうち、タイ人は38万9千人余りで最多となり、前年比75・4%増という高い伸び率を示した。
タイの首都バンコクから四川省の省都・成都までは飛行時間約3時間、時差わずか1時間という近さに加え、四川の豊かで変化に富んだ自然景観と文化の奥深い魅力もあり、瞬く間にタイ人観光客の海外旅行先として人気を集めるようになった。(記者/王曦)
8日、達古氷河を観光するタイ人観光客。(アバ=新華社)