
安徽淘雲科技が開発したAI電子ペット「EGGI」。(合肥=新華社配信)
【新華社合肥4月24日】人工知能(AI)技術が進化する中、中国の電子ペット玩具メーカーはAIを深く組み込み、新たな発展段階に入っている。音声対話や感情的な寄り添い、個性の形成といった機能を備えたAI電子ペットは、多様な外観デザインや有名IP(知的財産)とのコラボレーションを通じて人気を博し、世界市場でも存在感を高めている。
AI電子ペットの開発を手がける安徽淘雲科技の呉玉勝(ご・ぎょくしょう)董事兼総経理は、従来の電子ペットは指示に受動的に反応するだけだったのに対し、現在は大規模言語モデルの活用により、リアルタイムの応答や対話の記憶、学習能力を備えるようになったと説明する。「感情を持ち、失敗もし、導きが必要な『疑似生命体』に近づいている」と述べた。

1月に米ラスベガスで開催された先端技術見本市「CES」で展示された安徽淘雲科技のAI電子ペット「EGGI」。(合肥=新華社配信)
中国のネット通販サイトで「AI」や「玩具」といったキーワードを検索すると、対話や追従が可能なロボット犬や、バッグに取り付けられる小型デバイス、質問に答えるスマート目覚まし時計など、さまざまな製品が並ぶ。中国は産業基盤の強みを生かし、「製造」から「スマート製造」への高度化を加速させている。

安徽淘雲科技が開発したAI電子ペット「EGGI」。(合肥=新華社配信)
AI電子ペットの潮流は中国国内にとどまらず、国際的にも注目を集めている。米ラスベガスで1月に開催された先端技術見本市「CES」では、中国企業がAI電子ペットを集中的に展示し、来場者の関心を引いた。関連製品は現在、世界市場への展開を加速しており、中国のスマート製造とAI応用の融合による新たな動きを象徴する存在となっている。(記者/郭晨、趙金正)

1月に米ラスベガスで開催された先端技術見本市「CES」で、安徽淘雲科技のAI電子ペット「EGGI」を紹介するスタッフ。(合肥=新華社配信)