15日、寧波舟山港北侖港区から嘉興港乍浦港区に向けて出航した、純電動スマート海洋コンテナ船「寧遠電鯤」。(ドローンから、寧波=新華社配信)
【新華社寧波4月21日】中国初の1万トン級純電動スマートコンテナ船で、世界最大規模を誇る「寧遠電鯤」がこのほど、浙江省の寧波舟山港北侖港区から嘉興港乍浦(さほ)港区に向けて出航し、正式に商業航路での運航を開始した。
同省の水上輸送企業、寧波遠洋運輸が新造した「寧遠電鯤」は全長127・8メートル、幅21・6メートルで、積載容量は742TEU(20フィートコンテナ換算)。コンテナ型蓄電池10個を主動力とし、総蓄電容量は約2万キロワット時で、家庭用電気自動車(EV)300台分のバッテリー容量に相当する。就航後は年間で燃料油580トンの節約、二酸化炭素(CO2)排出量1400トン超の削減が見込まれる。
15日、寧波舟山港北侖港区に停泊し、出航準備をする純電動スマート海洋コンテナ船「寧遠電鯤」。(ドローンから、寧波=新華社配信)
「寧遠電鯤」はグリーン(環境配慮型)・低炭素面の優位性に加え、航行分野でもブレークスルーを実現した。スマートプラットフォームとスマート機関システムを高度に統合し、開放水域における自律航行の核心技術を搭載。リアルタイムの船舶周辺視野、全天候型の視覚認識、スマート航路計画など、あらゆる状況に対応するスマート機能を備える。スマートシステムは航行環境データをリアルタイムで捕捉し、最適な航行ルートを自動算出するとともに、航行リスクを能動的に検知、回避することで、人為的な操作ミスの発生確率を根本から低減する。
15日、寧波舟山港北侖港区から嘉興港乍浦港区に向けて出航した、純電動スマート海洋コンテナ船「寧遠電鯤」。(ドローンから、寧波=新華社配信)