経済大省、改革・革新で全国をけん引 中国経済円卓会議

経済大省、改革・革新で全国をけん引 中国経済円卓会議

新華社 | 2026-04-21 19:41:45

浙江省・寧波舟山港梅山港区に停泊する貨物船。(1月8日、ドローンから、寧波=新華社記者/黄宗治)

 【新華社北京4月21日】中国国家発展改革委員会マクロ経済研究院の劉志成(りゅう・しせい)研究員は、新華社が20日に配信した経済討論番組「中国経済円卓会議」で、経済大省は質の高い発展の「バラスト」かつ「柱」として、改革・イノベーションで先行し、全体をけん引する役割を果たすべきだとの認識を示した。

 劉氏は、経済大省は長期にわたり経済安定の中核を担ってきたとし、2025年には全国の経済成長への寄与率が60%を超えたと説明。「新たな質の生産力」(科学技術イノベーションが主導し、質の高い発展を促す生産力)の源泉であると同時に、成長を押し上げるメインエンジンでもあると強調した。

20日、第31回中国経済円卓会議で発言する国家発展改革委員会マクロ経済研究院の劉志成研究員。(北京=新華社記者/任鵬飛)

 その上で、複雑な外部環境と困難な発展課題に直面する中、経済大省は新たな状況を見極め、発展に伴う課題を解決する必要があると指摘。教育・科学技術・人材の一体的な発展を通じたイノベーションの強化や、独創的な研究開発能力の向上、供給の最適化と内需拡大による「供給が強く需要が弱い」といった構造的問題の是正を挙げた。

 また、経済大省の役割は自らの成長にとどまらず、全国に展開可能な経験を提供することにもあると指摘。共同富裕の推進に向けては、雇用の安定や所得向上を優先し、所得分配や公共サービスの改善を進めるとともに、社会保障制度の充実や基本公共サービスの均衡ある提供と利用しやすさの向上が必要だとした。

20日、第31回中国経済円卓会議の出席者。(北京=新華社記者/任鵬飛)

 劉氏は、経済大省が新たな役割の下で取り組みを進めることで、重点分野での突破を通じて全体の推進をけん引し、第15次5カ年規画(2026~30年)の良好な滑り出しを支え、中国式現代化に力強い原動力を与えるとの見方を示した。

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