
10日、中欧班列の貨物を検査する税関職員。(ハルビン=新華社配信)
【新華社ハルビン4月15日】中国黒竜江省のロシア国境にある同江鉄道口岸(通関地)からは連日、貨物を満載した中欧班列(中国と欧州を結ぶ国際定期貨物列車)が、汽笛を響かせながら次々と出発している。列車は川を越えて橋を渡り、ロシアのシベリア鉄道とつながり、欧州や沿線各国へと向かう。
同江税関の統計によると、今年1~3月に同江鉄道口岸を経由した中欧班列は73本で、前年同期のほぼ2倍に増加した。輸送コンテナ数は8022TEU(20フィートコンテナ換算)と約2・5倍に増え、年初から順調な滑り出しとなった。
同税関では、中欧班列専用の窓口を設け、貨物の品目が多く、調達元が広範で、運行ペースが速いといった特徴を踏まえた対応を取っている。全プロセスの追跡やワンストップ手続きを提供し、列車到着後の即時検査や迅速な通関を実現している。
通関環境の継続的な改善を背景に、同江鉄道口岸は中欧班列東部ルートの重要な結節点としての機能を高めている。現在は18路線が同口岸を通って運行し、往路では電子製品や日用雑貨、付加価値の高い建設機械部品などを輸出。復路では段ボール原紙や合板などを輸入し、国内市場の供給を支えている。(記者/朱悦)