中国の貿易額、1~3月15%増 5年ぶり高い伸び

中国の貿易額、1~3月15%増 5年ぶり高い伸び

xhnews | 2026-04-14 21:16:00

14日、山東省煙台港でロールオンロールオフ船(RORO船)への積み込みを待つ中国産自動車。(ドローンから、煙台=新華社配信/唐克)

 【新華社北京4月14日】中国税関総署が14日発表した1~3月の中国のモノの貿易額は前年同期比15・0%増の11兆8400億元(1元=約23円)だった。四半期として初めて11兆元を超えるとともに、伸び率は過去5年間の四半期最高を更新した。

 税関総署の王軍(おう・ぐん)副署長は、国務院新聞(報道)弁公室が同日開いた記者会見で、2026年第1四半期の貿易について「力強い立ち上がりで好調なスタートを切った」と評価した。外部環境が複雑で厳しい中でも高い伸びを実現した要因として、基盤の強さ、企業の活力、成長の原動力を挙げた。

14日、南京鉄道物流センター江都物流拠点で、大型クレーンが輸出向けコンテナを鉄道・海上複合輸送列車に積み込む様子。(ドローンから、南京=新華社配信/任飛)

 基盤の強さについては、伸び率も22年10~12月以来となる2桁を回復したことを指摘した。市場の多元化も進んでおり、1~3月は東南アジア諸国連合(ASEAN)と中南米向けがともに15・4%増、アフリカ向けが23・7%増、欧州連合(EU)向けが14・6%増、英国向けが13・1%増とそれぞれ拡大し、対米貿易の減少分を補った。

 企業の活力も高まっている。1~3月に貿易実績のある企業は61万8千社に上った。このうち民間企業は54万社を超え、貿易額は16・2%増の6兆7800億元で、全体に占める比率は57・3%に拡大した。外資企業も16・1%増の3兆4700億元と、8四半期連続で増加した。

14日、コンテナを満載して山東省青島港を出港する貨物船。(ドローンから、青島=新華社配信/兪方平)

 地域別では、東部が14・3%増、中西部が20・2%増、東北部が4・0%増となり、それぞれの立地や産業の強みを背景に伸びを維持した。

 成長の原動力としては、輸出構造の高度化と輸入原動力の拡大が挙げられる。輸出は11・9%増の6兆8500億元で、外需の回復を背景に産業の供給力が発揮された。中でも3Dプリンターは2・2倍、電気自動車(EV)は77・5%増、リチウム電池は50・4%増と伸びが目立った。輸入は19・6%増の4兆9900億元と、同期として過去最高を更新した。機械・電気機器は21・7%増、消費財は5・4%増となった。

14日、山東省煙台港で、ギニア向けに輸出されるトラックを中国アフリカ航路の定期船に積み込む様子。(ドローンから、煙台=新華社配信/唐克)

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