8日、華西亜高山植物園で栽培されている凸尖シャクナゲ。(成都=新華社記者/江宏景)
【新華社成都4月14日】中国四川省都江堰(とこうえん)市の竜池国家森林公園内にある華西亜高山植物園でこのほど、希少な高山シャクナゲ「凸尖シャクナゲ(ロードデンドロン・シノグランデ)」が開花した。人工栽培を始めてから29年、初めて花を咲かせた。
植物園の研究者によると、同種はシャクナゲの中でも最も葉が長く、雲南省や西蔵自治区の高山原生林に自生する。人工栽培には長い時間を要し、その難易度も高い。今回花を咲かせた株は生育が良く、大きな花房に28輪の小花を付け、花びらは淡いクリーム色をしているという。
8日、華西亜高山植物園で栽培されている凸尖シャクナゲ。(成都=新華社記者/江宏景)
園の品種導入記録によると、凸尖シャクナゲは1997年10月に雲南省麗江市の標高3千メートル地点にある原生林から採取され、98年春に園で種をまいて育て始めた。この成果は、同種の国内での生息域外保全の開花記録の空白を埋め、中国の高山シャクナゲの保全や生物多様性の研究に重要な生体サンプルと実践的な知見を提供した。
8日、華西亜高山植物園でマクロレンズが捉えた凸尖シャクナゲの花芯。(成都=新華社記者/江宏景)
8日、華西亜高山植物園で凸尖シャクナゲの開花状態を観察する研究者。(成都=新華社記者/江宏景)
8日、華西亜高山植物園で凸尖シャクナゲの開花状態を観察する研究者。(成都=新華社記者/江宏景)