
3日、都江堰風景区で開催された2026年都江堰放水大典。(都江堰=新華社記者/江宏景)
【新華社成都4月6日】中国四川省都江堰(とこうえん)市の都江堰風景区で3日、「2026年都江堰放水節」が盛大に開幕した。古代の水利施設「都江堰」で2千年の歴史を持つ年次修繕後の開堰(かいせき)儀式は、今年同省で初めて小中高校に導入された春休み(主に1~3日)とタイミングが重なった。
同市は今年、農業かんがい区域1194万5千ムー(約79万6千ヘクタール)の用水需要に対応し、水稲606万4千ムー(約40万4千ヘクタール)の作付けが確実に実施されるよう計画している。
放水節は地域の民俗行事であるとともに、中華文明の治水に関する知恵を世界に発信する窓口となっており、2006年に国家級無形文化遺産に登録されて以来、国際的影響力は拡大し続けている。

3日、都江堰風景区で開催された2026年都江堰放水大典で、古礼に則り祭祀(さいし)を執り行う祭主。(都江堰=新華社記者/江宏景)
今年は春休みと同時期に開催されたことで、相乗効果が見込まれ、先賢に敬意を表す伝統行事であるだけでなく、「春の経済」をけん引する新たな原動力になっている。同市は没入型の公演や体験型の催しなどを通じ、文化への関心の高まりを実際の消費活力に転換していこうと、無形文化遺産体験や式典観覧、古城散策など一連のイベントを企画した。(記者/董小紅)

3日、都江堰風景区で開催された2026年都江堰放水大典。(ドローンから、都江堰=新華社記者/江宏景)