
中国外交部。(北京=新華社記者/李賀)
【新華社北京3月27日】中国外交部の林剣(りん・けん)報道官は27日の記者会見で、在日中国大使館への自衛隊員による不法侵入事件について、日本側が遺憾の意を示しただけでは「到底不十分」だとし、徹底的な調査と責任ある説明を改めて求めた。
林氏は次のように述べた。ますます多くの事実が明らかになりつつある。不法侵入者は自衛隊3等陸尉であり、大使館の通勤時間を選び、刃渡り31センチの鋭利な刃物を所持して塀を乗り越えて侵入し、長時間にわたり茂みに潜伏していた。われわれは問わずにはいられない。長時間の潜伏は誰を待っていたのか。何をするつもりだったのか。日本側はこれについて、これまで何ら説明していない。
日本の右翼分子は事件当初、この不法侵入者の身分について、自衛隊員であるはずがないと主張していたが、事実はその主張を完全に覆した。日本側は本件について「誠に遺憾」との立場を中国側に示したが、それでは到底不十分である。われわれは改めて日本側に対し、速やかな徹底調査と責任ある説明を強く求める。