
19日、ボアオ・ゼロカーボン実証エリアのボアオ・アジアフォーラム国際会議センターとボアオ・アジアフォーラム・ホテルの屋根に設置された太陽光パネル。(ドローンから、ボアオ=新華社記者/楊冠宇)
【新華社ロンドン3月25日】英民間団体48グループ・クラブのジャック・ペリー会長が、中国海南省で開催中のボアオ・アジアフォーラム2026年年次総会に合わせて新華社の取材に応じた。
ここ数年の中国の科学技術イノベーションの発展スピードは目を見張るものがあるとし、ハイテク分野の後発組から世界をリードする存在へ成長した中国は目覚ましい進展を遂げ、世界のイノベーションの構図を塗り替えつつあると評した。
中国のハイテクブームは長期的な安定性と成長の可能性を高く評価する投資家を引き付けているとし「中国は多くの産業で世界レベルの能力を築き上げた。世代を超えた富の増大を求める投資家にとって、中国本土は重要な長期投資先であり続けている」と述べた。
中国の対外開放については、新たな段階に入ったと指摘。中国ブランドの海外進出だけでなく、多くのグローバルブランドが中国で育まれ、中国から世界へ展開していると語った。
2025年世界インターネット大会(WIC)の「インターネットの光」博覧会で、人の細かい動作を模倣する人型ロボット。(2025年11月6日撮影、烏鎮=新華社記者/黄宗治)
メイド・イン・チャイナ(中国製造)の概念は、クリエイテッド・イン・チャイナ(中国創造)、カルティベイテッド・イン・チャイナ(中国育成)、ソールド・バイ・チャイナ(中国販売)へ進化を遂げつつあると指摘。中国はエンドマーケットやグローバルサプライチェーンでの主導権を強めているとした。
ハイテク分野では人工知能(AI)規制の重要性を強調し、中国が提唱するグローバルAIガバナンス・イニシアチブへの支持を表明した。
アジアに対しては、経済的結び付きを一層強め、地域的な包括的経済連携(RCEP)協定などの枠組みを活用して貿易障壁を引き下げ、保護主義や関税引き上げの影響に対処するよう呼びかけた。
中国は多国間主義の確固たる支持者であり、世界経済に安定性と自信をもたらしていると指摘。今後の中国の発展と国際協力については、引き続き楽観的な見方を示した。
「中国のイノベーションと開放は引き続き未来の産業をリードしていくだろう。国際社会が地政学的緊張に対処し、より公正で包摂的かつ安定したグローバル経済秩序を築くには、ゼロサム思考を捨て、対話と協力を強めていくしかない」と語った。