加速するグリーンエネルギー産業 中国吉林省

加速するグリーンエネルギー産業 中国吉林省

xhnews | 2026-03-18 09:27:45

吉林省松原市にある中能建松原水素エネルギー産業パーク。(資料写真、長春=新華社配信)

 【新華社長春3月18日】中国の歴史ある工業地帯の吉林省で、グリーンエネルギーの生産能力拡大が加速している。

 松原市にある中能建松原水素エネルギー産業パーク建設プロジェクトは、発電所建設大手、中国能源建設集団が投資、建設する世界最大規模のグリーン水素・アンモニア・メタノール一体化事業の一つで、総投資額は296億元(1元=約23円)に上る。すでに第1期プロジェクトでは全工程の安定稼働を実現し、累計2447万ノルマルリューベ(Nm3=標準状態での気体の体積を表す単位)のグリーン水素、1万798トンのグリーンアンモニアを生産している。

 プロジェクトは2025年12月から正式に稼働を開始、国際的に権威ある認証機関から持続可能な製品に付与される認証「ISCC EU認証」を取得している。世界で初となる船舶用グリーンアンモニア燃料販売契約も締結した。

 中国石油天然気集団(CNPC)傘下の吉林油田などの老舗企業でも、新エネルギー発電への転換が加速している。吉林油田新民鉱区では、華僑風力発電所の66キロボルト昇圧変電所が安定的に稼働し、単体容量5メガワット(MW)の風力タービン6基が風を受けて回転し、クリーン電力を油田の生産現場に供給している。

吉林油田の太陽光発電プロジェクト。(資料写真、長春=新華社配信)

 吉林油田は今後5年、「風力・太陽光・太陽熱・蓄電・水素」の五大分野に注力し、油田の生産に必要な電力を段階的に新エネ発電に置き換えていく。

 吉林省西部の松原市や白城市などではここ数年、「風力・太陽光」などの新エネ開発を積極的に推進している。風力タービンが生み出す電力は、グリーン水素やグリーンアンモニアなどの生産に必要なエネルギーを確実に供給している。

 松原市では2025年末時点で、系統連系された新エネ発電の設備容量が660万キロワットに上り、新エネ分野の固定資産投資は2020年の21倍、生産額は8・8倍となった。(記者/姚湜)

本ウェブサイトに関するご意見、ご提案等が

ありましたら xinhuanetjp@news.cn までご

連絡ください。