1ミリの技を極める薄胎磁の名匠 中国・景徳鎮市

1ミリの技を極める薄胎磁の名匠 中国・景徳鎮市

xhnews | 2026-03-17 11:15:31

10日、自ら制作した薄胎磁碗を紹介する盧建徳さん。(景徳鎮=新華社記者/周密)

 【新華社景徳鎮3月17日】中国の「磁器の都」として知られる江西省景徳鎮市に、卵の殻のように薄い「薄胎磁碗」の直径で何度もギネス世界記録を塗り替えてきた陶芸家、盧建徳(ろ・けんとく)さん(66)がいる。作品は国連やフランス・パリの国立ギメ東洋美術館、オーストラリア・シドニーのパワーハウス・ミュージアムなどにも収蔵されている。

 薄胎磁の製作は極めて複雑で40以上の手作業の工程を要し、中でも素地をろくろで薄く削る「利坯(りはい)」が最も重要とされる。厚さ2、3ミリの素地を利坯台に乗せ、特製の刃物で厚さ1ミリ前後の卵の殻の薄さまで削り込む。窯での焼成は、形に応じて温度を1280~1320度の間で細かく調整する。

10日、自ら制作した薄胎磁碗を紹介する盧建徳さん。(景徳鎮=新華社記者/周密)

 盧さんは1980年から薄胎磁の技術を学び始めた。40年以上かけて素地の配合や利坯、焼成温度を模索し、歩留まり率も当初の1%から30~40%に高めたが、今も技術の限界を追い求めている。(記者/周密、潘暁菁)

10日、素地をろくろで薄く削る「利坯(りはい)」を行う盧建徳さん。(景徳鎮=新華社記者/周密)

10日、薄胎磁碗の素地を軽く叩いて厚さを確認する盧建徳さん。(景徳鎮=新華社記者/周密)

10日、薄胎磁碗の厚さを見せる盧建徳さん。(景徳鎮=新華社記者/周密)

10日、薄胎磁碗を制作する盧建徳さん。(景徳鎮=新華社記者/周密)

10日、薄胎磁碗に釉薬をかける盧建徳さん。(景徳鎮=新華社記者/周密)

10日、薄胎磁碗に釉薬をかける盧建徳さん。(景徳鎮=新華社記者/周密)

10日、盧建徳さんが制作した薄胎磁碗。(景徳鎮=新華社記者/周密)

10日、盧建徳さんが制作した薄胎磁碗。(景徳鎮=新華社記者/周密)

10日、盧建徳さんが制作した薄胎磁碗。(景徳鎮=新華社記者/周密)

10日、素地をろくろで薄く削る「利坯(りはい)」を行う盧建徳さん。(景徳鎮=新華社記者/周密)

本ウェブサイトに関するご意見、ご提案等が

ありましたら xinhuanetjp@news.cn までご

連絡ください。