上海税関、日本からの輸入品3件の不合格事例を公表

上海税関、日本からの輸入品3件の不合格事例を公表

xhnews | 2026-03-15 21:05:45

輸入の食品接触用製品に含まれる有毒・有害物質を検査する上海税関の検疫分野に特化した実験室の職員。(記者/呉宇)

 【新華社上海3月15日】中国上海税関は14日、日本からの輸入品に関する不合格事例3件を公表した。いずれも日本製で調理用トング、プラスチック製食器、ステンレス製保存容器などの消費財が対象となった。上海税関の研究所の分析検査でリスクが判明した。

 調理用トング1ロットについては、芳香族第一級アミンの溶出量が基準値を超過していることが分かった。芳香族第一級アミンの一部は発がん性物質に該当し、食品を介して人体に入る可能性がある。長期にわたって摂取した場合、肝臓や腎臓などの臓器を傷つけ、発がんリスクがあるとされる。

 プラスチック製食器2ロットについては、一部の材質が発泡ポリスチレンであることが判明、使い捨ての非分解性発泡プラスチック製食器に該当するとされた。使い捨ての非分解性発泡プラスチック製食器は中国が明確に廃止を命じた製品であり、2021年1月1日より全国で生産、販売および使用が禁止されている。

 ステンレス製保存容器や食事用スプーン、油切り網などの食品接触製品の複数ロットは、コバルトやアルミニウム、鉛、銅、ニッケルなどの金属の溶出量が基準値を超えていた。これらの金属元素は人体で代謝できず、製品に触れた食品を介して長期にわたり体内に蓄積した場合、神経系や消化器系、泌尿器系および血液系に悪影響を及ぼす可能性がある。

 上海税関は、これら3件の不合格事例に該当する日本からの消費財について、法に基づき廃棄または返送処分を行ったと明らかにした。(記者/呉宇)

本ウェブサイトに関するご意見、ご提案等が

ありましたら xinhuanetjp@news.cn までご

連絡ください。