109プロジェクトは5カ年規画実施の重要な手段 中国経済円卓会議

109プロジェクトは5カ年規画実施の重要な手段 中国経済円卓会議

xhnews | 2026-03-14 19:16:30

江蘇省昆山市陸家鎮のスマート農場「A+温室工場」で、イチゴの基本特性を検査する従業員。(2月26日撮影、昆山=新華社記者/李博)

 【新華社北京3月14日】中国全国人民代表大会(全人代)代表で国務院発展研究センター発展戦略・地域経済研究部研究員の侯永志(こう・えいし)氏は、新華社が13日に配信した経済討論番組「中国経済円卓会議」で、第15次5カ年規画(2026~30年)綱要に盛り込まれた109件の重要プロジェクトについて解説し、5カ年規画の実施を進める重要な手段であり、中国式現代化の各側面に関わると指摘した。

 第15次5カ年規画綱要は①「新たな質の生産力」の発展促進②現代化インフラ体系の構築③都市・農村融合発展の促進④民生の保障・改善⑤グリーン(環境配慮)・低炭素化の推進⑥重点分野の安全保障-の6分野で109件の重要プロジェクトを掲げている。侯氏は各分野のプロジェクトの内容と意義について次のように説明した。

 ▽「新たな質の生産力」の発展促進(28件)

 産業の基礎的能力と競争力の向上、新産業や新たな競争分野の育成・発展、先端科学技術の研究開発、イノベーション基盤能力の強化などを図る。これらのプロジェクトの実施は「新たな質の生産力」の成長を促すとともに、激しさを増す世界の産業・技術競争の中でより大きな主導権を確保することにつながる。

第28回中国経済円卓会議で発言する国務院発展研究センターの侯永志研究員。(北京=新華社記者/孫瑞博)

 ▽現代化インフラ体系の構築(23件)

 国家総合立体交通網、新型エネルギー体系、新型インフラ、対外開放プラットフォームなどに関わるプロジェクトを推進することで、経済発展と民生改善を支えるとともに、国内外の「二つの市場」と「二つの資源」を活用し、中国式現代化の歩みを加速させる。

 ▽都市・農村融合発展の促進(9件)

 新型都市化や農業・農村の現代化をめぐるプロジェクトを通じ、中国式現代化の全体水準を高め、都市と農村の融合発展を促進し、共同富裕の実現を後押しする。

 ▽民生の保障・改善(25件)

 社会主義文化の繁栄・発展、質の高い教育体系の整備、「健康中国」建設、高齢者・子ども向けサービスの充実、社会的弱者への支援強化などを推進する。民生福祉の向上を図り、中国式現代化に持続的な原動力を注ぐ。

第28回中国経済円卓会議で意見を交わすゲストら。(北京=新華社記者/孫瑞博)

 ▽グリーン・低炭素化の推進(18件)

 二酸化炭素(CO2)排出のピークアウトと実質ゼロ、環境の質の向上、生態系の保護・修復などに関わるプロジェクトを推進し、「美しい中国」の建設を後押しするとともに国民の生活の質を高める。

 ▽重点分野の安全保障(6件)

 食糧やエネルギーの安全保障などに関するプロジェクトを通じ、安全な発展を実現するとともに、100年に1度と言われる大きな変動がもたらす厳しい課題への対応力を高める。

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