6日、全人代が北京市内の梅地亜中心(メディアセンター)で開いた経済テーマの記者会見。(北京=新華社記者/曹禕銘)
【新華社北京3月6日】中国人民銀行(中央銀行)の潘功勝(はん・こうしょう)総裁は6日、第14期全国人民代表大会(全人代)第4回会議の経済テーマ記者会見で、中国には元安を誘導して貿易競争力を高める必要も意図もないと強調した。
潘氏は次のように述べた。人民元の対ドルレートは今年に入ってやや上昇しているが、その背景には中国経済の継続的な好調、ドル指数の下落、企業による季節的な外貨売却などがある。現在の対ドルレートはここ数年の中間的な水準にある。
中国には元安を誘導して貿易競争力を高める必要も意図もない。中国人民銀行の立場ははっきりしている。為替レート形成における市場の決定的役割を堅持し、為替の柔軟性を維持しつつ期待への働きかけを強め、合理的かつ均衡の取れた水準で人民元レートの基本的な安定を維持していく。