【豆知識】中国の全国人民代表大会

【豆知識】中国の全国人民代表大会

xhnews | 2026-03-05 09:06:45

5日、北京の人民大会堂の内部。(北京=新華社記者/邢広利)

 【新華社北京3月5日】中国の第14期全国人民代表大会(全人代)第4回会議が5日、北京の人民大会堂で開幕した。中国人民政治協商会議(政協)全国委員会の年次会議とともに開かれ、あわせて「両会」と呼ばれる。中国の政治運営にとって重要な節目となる会議だ。

 ▽全人代の位置付け

 中国の人民代表大会制度の頂点にある全人代は、国家の最高権力機関として1954年に設立された。憲法によれば、国家の行政機関、監察機関、裁判機関、検察機関はいずれも人民代表大会によって設置され、人民代表大会に責任を負い、その監督を受ける。

 全人代年次会議は、中国の「全過程人民民主」がいかに実践されているかを示す場となっている。

 ▽代表の構成

 全人代の代表は3千人を上限とし、その人数配分は全人代常務委員会が決定する。多様な社会的背景を持つ代表で構成され、社会の幅広い層を反映している。

 第14期全人代代表は、2022年12月から23年1月にかけ、全国35の選挙区から選出された。任期は5年。労働者、農民、技術者、党・政府関係者などで構成され、女性代表は4分の1以上を占める。中国の55の少数民族すべてが代表を送り、香港・マカオ両特別行政区の代表、台湾省代表、帰国した海外華僑の代表も含まれている。

 ▽代表の選出

 選挙法に基づき、県・郷レベルの人民代表大会の代表は有権者により直接選挙される。県レベルを超える各級人民代表大会の代表は、下級人民代表大会の代表によって選出される。

 全人代代表は、省・自治区・直轄市の人民代表大会によって選出され、軍隊は独自に代表を選出する。香港・マカオ両特別行政区の代表の人数および選出方法は、選挙法に基づき全人代が別途定める。

 ▽代表の職務

 各級代表は人民の声を届ける重要な役割を担い、人民の利益を代表し、その要望を表明する権利と義務を負っている。

 全人代代表は国政に積極的に参加し、年次会議では政府活動報告をはじめ国家の重要法案や文書を審査し、議決する。法に基づく権利行使と職務遂行の一環として、幅広い課題について提案する。

 会期外には住民と交流し、法執行状況を視察し、重要・緊急課題の調査研究を行う。一部の代表は全人代常務委員会の定例会議に招かれて列席する。

本ウェブサイトに関するご意見、ご提案等が

ありましたら xinhuanetjp@news.cn までご

連絡ください。