中国全人代代表・韓鳳香さん、「農家の声」を代弁

中国全人代代表・韓鳳香さん、「農家の声」を代弁

xhnews | 2026-03-02 10:09:15

ライブ配信で地元特産品を紹介する韓鳳香さん。(2月14日撮影、長春=新華社記者/唐銘沢)

 【新華社長春3月2日】春の気配が漂い始めた中国吉林省四平市梨樹県の堆子村では、全国人民代表大会(全人代)代表で梨樹県鳳凰山農機農民専業合作社(協同組合)理事長の韓鳳香(かん・ほうこう)さんが、畑の様子を確認していた。「昨年は大豊作で、合作社の穀物生産量は1万5千トン近くに上った」と話す。

 韓さんは2010年春、160万元(1元=約23円)余りを調達し、農業機械30数台(セット)を購入して同合作社を設立。現在は二つの郷鎮の9カ村で事業を展開、約千ヘクタールの土地を集約的に経営する現代農業複合体へと発展している。

 合作社のスマート農業制御センターを訪れると、大型スクリーンには土地の精密管理に基づくリモートセンシング監視データが表示されていた。スマート農業や科学技術を活用した農業の導入により、食糧生産量は大幅に増加し、農家の収入も着実に伸びている。

地元住民の家を訪ねる韓鳳香さん(中央)。(2月14日撮影、長春=新華社記者/唐銘沢)

 収量が向上しただけでなく、産業チェーンも拡大している。韓さんは24年、商標「韓鳳香」「韓小丫」を登録。伝統的な圧搾(あっさく)抽出製法による大豆油やパウチしたトウモロコシなどの加工製品を相次ぎ生産し、市場に送り出している。

 現在の仕事に就いてからの数年間、韓さんは農業現場の状況や村民の関心事に深く寄り添ってきた。昨年提出した食糧価格の安定と農民の収入保障に関する提言は、全国両会(全人代と中国人民政治協商会議全国委員会の会議)の閉幕を待たずに回答を得た。

 今年の全国両会に向けて、韓さんはスマート農業に焦点を当てた提言2件を持参する。スマート農業と高規格農地整備の深い融合を促し、黒土地帯の潜在的な生産力をさらに引き出すことを期待している。同時に、スマート農業と現代型農機の連携を推進し、農業生産を「経験や体力頼み」から「データ活用による効率向上」へと転換させるよう提言する。(記者/王帆、唐銘沢)

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