ハウス栽培普及に尽力の中国全人代代表、農業インフラ強化を提起

ハウス栽培普及に尽力の中国全人代代表、農業インフラ強化を提起

xhnews | 2026-03-02 15:00:15

栽培拠点で野菜を収穫する朱亜波さん。(2024年2月27日撮影、楡樹=新華社配信)

 【新華社長春3月2日】中国吉林省楡樹市弓棚鎮十三号村の農業用ハウスで、朱亜波(しゅ・あは)さんが村民に栽培管理の要点を説明していた。朱さんは高級農芸師で、全国人民代表大会(全人代)代表でもある。

 数年前、花卉(かき)栽培に取り組み始め、簡易ハウスでマリーゴールドやアサガオなどを試験的に栽培した。事業の拡大に伴い栽培拠点を広げ、周辺の農家もハウス栽培に参入。各地での視察や研修を重ねて施設の改良を進め、政府の支援を受けて日光温室ハウスを新設し、メロンやブドウなども導入した。現在は地元の160世帯余りがハウス栽培に参加し、1世帯当たり年間平均4万元(1元=約23円)以上の増収につながっている。

ハウス内でブドウの生育を確認する朱亜波さん。(2023年3月撮影、楡樹=新華社配信)

 朱さんは2023年に全人代代表に選出された。「名誉であると同時に責任でもある。地元の声を届け、現場の実情を伝えるのが代表としての役割だ」と語る。

 24年の全国両会(全人代と中国人民政治協商会議)では、農業インフラの継続的な強化や洪水・干ばつなどへの対応能力向上に関する議案を提出。関係部門は農村インフラ整備への政策・財政支援を強化したという。「議案が取り上げられ、課題解決につながったことにやりがいを感じている」と話す。

 今年の全国両会でも、農業の質の高い発展に向けた具体的な建議を準備している。「地元農業の発展を見るのはうれしい。今後も農村振興に力を尽くしたい」と意欲を示した。(記者/邵美琦)

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