広東省档案館、日本軍の中国での罪状示す新史料公開

広東省档案館、日本軍の中国での罪状示す新史料公開

xhnews | 2026-03-02 12:05:00

日本軍細菌戦部隊「波第8604部隊」の元兵士、井上睦雄が1995年7月20日に糟川良谷氏のインタビューで証言した内容の手書き原稿。(広州=新華社配信)

 【新華社広州3月2日】中国広東省档案館(公文書館)は2月28日、第2次世界大戦中に日本軍が華南地区で犯した侵略行為に関する史料の寄贈の受け入れを行い、新たに収集した日本軍の罪行に関する史料を展示した。

 広東省社会科学院の沙東迅(さ・とうじん)研究員は、日本軍の侵略行為に関わった当事者が晩年に残した自白証言を寄贈。日本軍細菌戦部隊「波第8604部隊」の元兵士、井上睦雄が1995年7月20日に著述家・研究者の糟川良谷氏の調査訪問を受けた際に証言した細菌戦の残虐行為に関する日本語の手書き原本、元兵士の丸山茂が93年に細菌戦の残虐行為を公開証言した際の日本語の活字印刷原稿が含まれる。

広東省檔案館が展示した日本軍の犯罪行為に関する歴史資料。(広州=新華社配信/閆瑋聡)

 華南師範大学外国語言文化学院(広東省広州市)の呉佩軍(ご・はいぐん)教授が寄贈した史料には、華南に侵攻した日本軍の兵士が日本に送った軍事郵便消印のある直筆書簡の原本も含まれていた。日本軍が華南地区を侵略し、奴隷化教育を推進した具体的な罪行を示しており、侵略者自身が自発的に記録として残した一次的な犯罪証拠となる。

 新たに収集した資料の展示には、日本軍の従軍カメラマンが撮影し、保管していた侵略行為のオリジナル写真、日本のメディアが当時発行した戦況報道に関する刊行物や写真集などがあり、いずれも歴史的犯罪を証明する日本語史料となる。

 広東省档案館の李軍暁(り・ぐんぎょう)館長は、今後も日本軍の罪行に関する史料の収集を進め、歴史に語らせることで侵略戦争への警戒と平和的発展の大切さを人々に伝えていくと語った。(記者/鄧瑞璇)

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