
17日、黒竜江省ジャムス市樺川県の星火村で伝統的なゲーム「ユンノリ」を楽しむ人々。(ジャムス=新華社配信)
【新華社ジャムス2月21日】春節(旧正月)連休(2月15~23日)を迎えた中国黒竜江省ジャムス市樺川県の星火村では、青い瓦と白壁が特徴的な朝鮮族の民家を真っ白な雪が覆い、赤いランタンが風に揺れ、祝賀ムードに包まれていた。
村では「擲柶」(ユンノリ=すごろくに似た朝鮮の伝統的なゲーム)が新春の雰囲気を盛り上げ、村民や観光客の笑い声が響いていた。朝鮮族に代々伝わる無形文化遺産「ユンノリ」は、春節に欠かせない娯楽であるだけでなく、新年の幸運を願う人々の期待が込められている。

17日、黒竜江省ジャムス市樺川県の星火村で、円卓を囲み新年の食事を楽しむ地元住民ら。(ジャムス=新華社配信)
樺川県はここ数年、星火村を中心に朝鮮族の民俗文化を深く掘り下げ、従来型の農村を有名な民俗観光風景区へと変貌させている。素朴な民家は特色ある民宿へ、遊休地はにぎやかな公園へと姿を変え、かつて農作業に励んでいた地元住民は、今では自宅近くで観光業により生計を立てられるようになった。
住民の金東范(きん・とうはん)さんは「これまでは冬の間やることがなかったが、今は村が観光業に取り組んでいるので忙しくなった」と語った。

17日、黒竜江省ジャムス市樺川県の星火村で伝統的なゲーム「ユンノリ」を楽しむ人々。(ジャムス=新華社配信)
「ユンノリ」が終わると、湯気の立ち上る長テーブルを囲む宴席「長卓宴」が始まった。餅をつく音が響き渡る中、キムチの爽やかな酸味が冷麺のさっぱりとした香りと混ざり合い、一面に広がっていた。円卓を囲んで座った住民と観光客は、互いに面識はないものの、濃厚な春節ムードに包まれて打ち解けた様子を見せていた。(記者/沈易瑾)