15日、シンガポール中心部にある日本占領時期死難人民紀念碑前で行われた追悼式で犠牲者を悼む学生代表。(シンガポール=新華社配信/鄧智煒)
【新華社シンガポール2月16日】シンガポール中華総商会とシンガポール国防省の下部機関Nexus(ネクサス)は15日、合同で追悼式を行い、日本軍による占領期間の犠牲者を悼んだ。
この日はシンガポールの「トータル・ディフェンス・デー(国防の日)」で、同日午前、シンガポール中心部にある日本占領時期死難人民紀念碑の前で式典が行わた。同国の政府、軍、企業関係者、中国の曹忠明(そう・ちゅうめい)駐シンガポール大使など各国の駐在外交官、シンガポール軍の退役軍人、犠牲者遺族、学生代表など約500人が出席した。
15日、シンガポール中心部にある日本占領時期死難人民記念碑前で行われた追悼式で、敬礼するシンガポール軍の退役軍人代表。(シンガポール=新華社配信/鄧智煒)
シンガポールのデズモンド・リー教育相はあいさつの中で「それは極めて困難で苦痛に満ちた時代だった」と述べた。数万人のシンガポール国民が日本軍の機銃掃射で命を落とし、数千人が軍事施設の建設に強制動員され、多くの家庭が愛する家族を失った。リー氏は「私たちはこの痛ましい歴史を決して忘れてはならず、また決して忘れることはない」と表明した。
日本は1942年2月15日、シンガポールを占領、3年以上にわたる統治を開始した。日本の統治期間中に少なくとも5万人のシンガポール華人が日本軍によって殺害された。シンガポールは67年2月15日、「日本占領時期死難人民紀念碑」を建て、この日を「トータル・ディフェンス・デー」と定めた。以来、毎年2月15日には紀念碑の前で追悼式が行われている。