
中国外交部。(北京=新華社記者/李賀)
【新華社北京2月9日】中国外交部の林剣(りん・けん)報道官は9日の記者会見で、自民党と日本維新の会による連立与党が8日の衆議院議員選挙で過半数の議席を獲得したことについて、選挙は日本の内政問題だとした上で、今回の選挙は根深い構造的な問題や思潮、動向、傾向を映し出していると指摘した。また「殷鑑遠からず」(戒めとすべき例はすぐ前にある)との格言を引き、日本の各界の有識者と国際社会は深く考える必要があるとの認識を示した。
林氏はさらに次のように述べた。中国は日本の政権当局に対し、国際社会の懸念を軽視するのではなく直視し、軍国主義の過ちを繰り返すことなく平和発展の道を歩み、信義に背くことなく中日間の四つの政治文書を順守するよう強く求める。日本の極右勢力が情勢を見誤り、独断的な行動に出れば、日本国民の反発を招くとともに、国際社会の正面からの痛撃を受けることになる。
中国の対日政策は一貫して安定性と連続性を保っており、日本の一度の選挙によって変わることはない。われわれは日本側に対し、高市早苗氏の台湾に関する誤った発言を撤回し、中日関係の政治的基礎を守る基本的な誠意を実際の行動で示すよう改めて促す。また、日本の政権当局に警告する。中国人民が国家の核心的利益を守る決意、第2次世界大戦の勝利の成果と戦後の国際秩序を守る決意、あらゆる反中勢力の挑発に反撃し、これを打ち負かす決意はいずれも決して揺るがない。