【経済ウオッチ】世界的視点で見る25年の中国経済

【経済ウオッチ】世界的視点で見る25年の中国経済

xhnews | 2026-02-08 16:11:30

重慶市両江新区の自動車メーカー賽力斯集団(セレス・グループ)の工場。(2025年9月19日撮影、重慶=新華社記者/王全超)

 【新華社北京2月8日】最近の西側メディアの報道では中国経済がピークを迎えたとの見方が繰り返し取り上げられ、構造的制約への懸念と結び付けて語られることが増えている。一方、各国が公表した年間経済統計は、世界経済の回復が依然まだら模様で、成長ペースのばらつきが続いている現実を浮き彫りにした。こうした状況の下、中国の2025年の経済実績は、憶測ではなくデータで評価すべきである。

 中国の2025年の国内総生産(GDP)は、物価変動の影響を除いた実質で前年比5・0%増だった。既に統計を公表した20カ国・地域(G20)諸国の多くは成長率が2%未満にとどまり、ドイツ、フランス、イタリアはいずれも1%を下回った。

 世界経済が圧力にさらされ、回復のばらつきが強まる中、中国のような経済大国が同水準の伸びを確保した意義は小さくなく、経済の強靭(きょうじん)性と潜在力を際立たせている。

江蘇省の南京港竜潭コンテナターミナル。(1月18日撮影、南京=新華社配信/楊素平)

 金額ベースで見ても中国経済の増加幅は大きい。25年の増加分はベルギーの経済規模にほぼ匹敵する。世界有数の経済規模を持つ国として、このような増加額は世界経済の成長に大きく寄与している。

 中国経済は規模の拡大を続けている。25年のGDPは140兆元(1元=約23円)を超え、ドイツ、日本、インド、英国、イタリアの合計に相当した。この巨大な経済規模は、リスクへの耐性を高め、長期的な成長を維持するための強固な基盤となっている。

 中国では地域経済も総じて堅調に推移している。山東、広東、江蘇3省の25年の域内総生産はいずれも10兆元を超えた。サウジアラビアの経済規模にほぼ匹敵し、中国の地方経済の規模の大きさを示した。

 北京と上海の域内総生産はいずれも5兆元を超え、アルゼンチンの経済規模に相当した。都市化の進展や産業集積、質の高い発展による顕著な成果を映し出している。

浙江省杭州市蕭山区の水田でイネを刈り取る収穫機と遠くを走る高速鉄道列車。(2025年10月21日撮影、杭州=新華社記者/徐昱)

 中国では域内総生産が1兆元を超える都市が29都市に上り、それぞれがケニアの経済規模に近い水準となっている。これは中国の都市経済と地域経済が持つ力強い勢いと強固な基礎を裏付けている。

 GDPの規模と伸び率の拡大、国から地方・都市レベルに至る統計数字が示す成長の背景には、巨大な国内市場による厚い下支え、整備された産業体系による強固な基盤、そしてイノベーション主導による加速度的な潜在力の解放がある。

 世界経済が安定性と確実性、新たな成長源を求める中、中国経済は着実な歩みを続け、世界経済への寄与を高め、世界の成長に持続的な信頼と原動力をもたらしている。

本ウェブサイトに関するご意見、ご提案等が

ありましたら xinhuanetjp@news.cn までご

連絡ください。