
4日、吉林省延辺朝鮮族自治州で氷上レジャーを楽しむ広東省の研修団。(長春=新華社配信)
【新華社長春2月7日】中国各地で今冬、雪や氷の景色、ウインタースポーツなどを楽しむ「氷雪観光」が活況を呈している。小中学生が冬休みに入ると氷雪ブームは青少年層へと拡大。従来の観光型から、スポーツ体験や自然体験、文化学習が一体となったスタディーツアー型へと進化し、冬の新たな学びの場となりつつある。
吉林省の多くのスキーリゾートでは冬休み期間中、「親子キャンプ」や「競技キャンプ」など多彩なプログラムを実施している。同省吉林市にある中旅松花湖スキー場の担当者によると、質の高い氷雪スタディーツアーへのニーズは日増しに高まり、同スキー場ではここ数年で累計30万人を超える国内外の青少年を受け入れてきた。

東北師範大学体育学院の吉林省氷雪スポーツ重点実験室を見学する吉林省実験中学の生徒。(1月14日撮影、長春=新華社配信)
青少年が氷雪スタディーツアーに参加することについて、長春南湖実験中学の教師、趙宇(ちょう・う)さんは、技能を習得し体力増進の助けになるだけでなく、氷雪経済の発展を肌で感じ取ってもらう機会になると説明。氷雪産業における長期的な消費層や将来の専門人材の育成につながるとの見方を示した。
スタディーツアーはゲレンデの上だけにとどまらない。吉林省実験中学の生徒50人余りがこのほど、東北師範大学体育学院を訪れた。生徒たちは専門家からウインタースポーツの技術開発や運動データのモニタリング、装備の適正化など、最新の研究成果について説明を受け、運動ビッグデータ展示エリアや等速性筋力測定実験室なども見学した。科学分野からウインタースポーツへの探究心を刺激されていた。
1月の氷雪観光発展大会で発表された「中国氷雪観光発展報告書」によると、2025年の氷雪経済の規模が1兆元(1元=約23円)を突破している。国内の氷雪観光関連企業は前年同期比11%増の1万4千社を超え、「氷雪+(プラス)」の融合モデルが深化する中、スタディーツアーなどの新たな業態が相次ぎ生まれている。(記者/邵美琦)

東北師範大学体育学院の吉林省氷雪スポーツ重点実験室を見学する吉林省実験中学の生徒。(1月14日撮影、長春=新華社配信)

4日、吉林省吉林市の中旅松花湖スキー場でスキーを練習する子ども。(長春=新華社配信)