「九・一八」歴史博物館、旧日本軍の侵略示す新たな史料 中国・瀋陽

「九・一八」歴史博物館、旧日本軍の侵略示す新たな史料 中国・瀋陽

xhnews | 2026-02-07 16:34:00

旧日本軍の様子を記録したアルバム「在満記念」。(資料写真、瀋陽=新華社配信)

 【新華社瀋陽2月7日】中国遼寧省瀋陽市の「九・一八」歴史博物館は6日、地元の収集家、李彦博(り・げんぱく)さんから、旧日本軍の侵略を裏付ける遺物や史料189点の寄贈を受けた。

 内容は証明書や手稿、書簡、写真帖(アルバム)など多岐にわたる。中でも、旧日本軍が撮影した写真帖「在満記念」には、当時の写真原本154枚が収められており、旧日本軍による偵察や行軍などさまざまな側面が記録されている。

旧日本軍の写真帖「在満記念」。(資料写真、瀋陽=新華社配信)

 「満洲派遣記念写真帖」の第1巻と2巻は、旧日本軍が軍国主義を宣伝し、侵略行為を美化した罪行を白日の下にさらしている。同館によると、日本が中国各地を武力侵攻した際、多くの従軍記者や報道関係者が最前線や占拠地に入り、戦況を撮影、記録した。これらは鮮明な戦時アルバムや写真集、画報として出版され、戦況や日本の侵略行為の宣伝、報道を行うことで、武力による戦功を誇示し、侵略の士気を鼓舞したが、今では日本の中国侵略を示す動かぬ証拠となっている。

 今回寄贈された遺物や史料について同館の張雲峰(ちょう・うんほう)副館長は、抗日戦争史や「九・一八」事変(柳条湖事件)の研究を深める新たな力強い証拠となり、収蔵品の充実と関連する遺物カテゴリーの空白を埋める上で重要な役割を果たすと強調。同館は今後、これらの遺物や史料を適切に保管、研究し、遺物の持つ価値を引き出すことで、歴史を伝える役割を十分に発揮させていくとしている。

「満洲派遣記念写真帖」の第1巻と第2巻。(瀋陽=新華社配信)

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