上海市徐匯(じょかい)区の商業施設「西岸夢中心」にある店舗のテラス席でくつろぐ人々。(1月10日撮影、上海=新華社記者/陳浩明)
【新華社上海2月4日】中国上海で最近、レストランやカフェなどの店外のスペースにテーブルと椅子を置いた「テラス席」でのんびりすることが、外国人観光客や在留外国人にとって街や生活の「息遣い」を感じる重要な手段になりつつある。都市の消費と公共空間が融合する場として、適切に運営されたテラス席は商業空間を広げるだけでなく、通りに滞留性と生活感をもたらしている。
冬の晴れた午後、日本人観光客の竹本直樹さんはカフェのテラス席に座り、温かい飲み物を手に、行き交う人々や車の流れを眺めていた。「こうして街角から見ていると、その都市のことがよく分かる」という。
市内には現在、テラス席の設置が許可されたエリアが約500カ所ある。軽食店やカフェを中心に4千以上の店舗がテラス席を設け、街並みと調和しながら、多層的で多様な形態の都市型商業エコシステムを形成する。サンプル調査によると、適切に運営されたテラス席は、店舗の売上を平均で約2割押し上げる効果があるという。
1月25日、上海市徐匯(じょかい)区のカフェのテラス席でコーヒーを飲む外国人。(上海=新華社記者/陳浩明)
韓国人観光客もテラス席の魅力を感じている。ジュンモさんは、上海の建築様式や都市の雰囲気を新鮮に感じているとしし「外に座るとこうした違いがより見えやすい」と語った。インギュさんは、屋外席それ自体がある種都市の活力を象徴していると考えており「もしカフェにテラス席がたくさんあれば、人気店かと思い入りたくなる」と話した。
在留外国人で南アフリカ出身のグラントさんは、テラス席によって異なる文化が街角で自然に出会えることに気づいたと強調する。「上海はとても国際的な都市で、外に座っているとさまざまな国の人々や多様なライフスタイルが交わるのが見える。毎日違う風景が楽しめる」と語った。ロシア出身のビクトルさんは「レストランが屋外席を適切に配置しているため、歩行者の邪魔になることなく、通りの雰囲気を味わうことができる」と感想を述べた。
レストラン責任者の余延奕(よ・えんえき)さんは「テラス席は営業面積を広げるだけでなく、小さな店にとって『集客の入り口』にもなっている」と指摘。「多くの外国人観光客は、心地よいテラス席があることで足を止めてくれる。テラス席は単にテーブルを外に出す行為ではなく、より繊細な経営・管理の方式を意味する」と述べた。(記者/唐斯琦、陳浩明)
1月25日、上海市徐匯(じょかい)区のパン屋のテラス席で食事を楽しむ韓国人観光客。 (上海=新華社記者/陳浩明)
上海市徐匯(じょかい)区の商業施設「西岸夢中心」にある店舗のテラス席で食事を楽しむ利用客。(1月10日撮影、上海=新華社記者/陳浩明)
上海市徐匯(じょかい)区の商業施設「西岸夢中心」にある店舗のテラス席でコーヒーを飲む人々。(1月10日撮影、上海=新華社記者/陳浩明)
1月25日、上海市徐匯(じょかい)区のパン屋のテラス席で食事を楽しむ人々。(上海=新華社記者/陳浩明)
1月25日、上海市徐匯(じょかい)区のレストランのテラス席で注文をする食事客。(上海=新華社記者/陳浩明)
1月25日、上海市徐匯(じょかい)区のレストランのテラス席で食事を楽しむ外国人観光客。(上海=新華社記者/陳浩明)