
内モンゴル自治区バヤンノール市の工場で、ヒマワリの種を選別する従業員。(2025年12月27日撮影、バヤンノール=新華社記者/李雲平)
【新華社フフホト1月30日】中国内モンゴル自治区バヤンノール市で農産物の加工・輸出を手がける楽河農産品購銷の工場で、周辺農村から買い付けた食用ヒマワリの種の選別作業が進んでいる。小石の除去や等級分け、色彩選別など複数の工程を経て、トルコやエジプトへ輸出される。
薄楽(はく・らく)総経理は「ここ数年は毎年約6万トンを輸出し、輸出額は6億元(1元=約23円)以上に上る。地元産ヒマワリの種の中東や欧州への進出を後押ししている」と語った。

内モンゴル自治区バヤンノール市の工場で、輸出用のヒマワリの種を袋詰めする従業員。(2025年12月27日撮影、バヤンノール=新華社記者/李雲平)
同市経済技術開発区の農産物加工販売会社、内蒙古李牛牛食品科技の工場では、5本の生産ラインがフル稼働していた。李文(り・ぶん)董事長は「今はヒマワリの種の輸出の最盛期で、3月まで受注が埋まっている。先進的な生産ラインを導入し、国際基準に対応したことで、輸出品目は従来のヒマワリの種からカボチャの種やクルミ、レーズンなどに拡大した。年間輸出総額は5億元に達する」と話した。

内モンゴル自治区バヤンノール市の工場で、輸出用のヒマワリの種をトラックに積む従業員。(2025年12月27日撮影、バヤンノール=新華社記者/李雲平)
バヤンノール市は農作物栽培の黄金地帯とされる北緯40度に位置している。ここ数年の食用ヒマワリの作付面積は年平均400万ムー(約2700平方キロ)に上り、中国全体の約5割を占める。生産されるヒマワリの種は粒が大きく、色つやが良く、収量も高いことから、同市の経済発展を象徴する作物となっている。
市商務局の担当者によると、2025年1~11月のヒマワリの種の輸出量は前年同期比23・5%増の39万5200トン、輸出額は21・9%増の45億5500万元だった。(記者/張雲竜、李雲平)

内モンゴル自治区バヤンノール市の工場から搬送されるヒマワリの種。(2025年12月22日撮影、バヤンノール=新華社記者/李雲平)