【新華社ウルムチ1月24日】中国新疆ウイグル自治区イリ・カザフ自治州アルタイ地区福海(ブルルトカイ)県ではこのところ、新たな寒波の到来に伴って林業・草原局の職員が繁忙期に入っている。職員たちはモウコノウマに「冬用飼料」を運び、厳しい寒さを乗り切れるよう支援を続けている。
モウコノウマは「砂漠の生きた化石」と呼ばれ、地球上で現存する唯一の野生馬として知られるが、1970年代には中国の荒野から姿を消していた。しかし85年、国が主導する「野生馬故郷帰還」計画が始動して以降、中国に生息するモウコノウマの個体数は900頭を超え、現在では世界全体の3分の1を占めるまでに回復した。野生復帰の地域は、新疆ウイグル自治区や甘粛省から、内モンゴル自治区、寧夏回族自治区へと拡大している。
同局では今冬、緊急用として20トンの飼料を事前に備蓄しており、生息地の積雪によりモウコノウマの採餌が困難になった場合、「追加の給餌」を実施する。