9日、唐菓子作り体験プログラムで、愛好家(右)と交流する李歓さん(左)と製菓師の卓美艶(たく・びえん)さん。(西安=新華社記者/邵瑞)
【新華社西安1月22日】中国の唐代に起源を持つ伝統菓子「唐菓子(とうがし)」は、美しい造形と豊かな色彩を特徴とし、当時の宮廷貴族の間で流行した。唐の都、長安が置かれた陝西省西安市で長年パンや焼き菓子作りに携わってきた1980年代生まれの李歓(り・かん)さんは、あるきっかけで唐菓子に出合った。2020年に仲間と会社をつくり、「開元風雅」というブランドを立ち上げ、同ブランドの責任者となった。李さんのチームは唐代の文化財の模様に着想を得て、健康的な食生活や現代的な嗜好に合わせたレシピを開発。美しい唐菓子を次々に「再現」することに成功し、人気を博した。
9日、李歓さんのチームが作った唐菓子。(西安=新華社記者/邵瑞)
チームはここ数年、ブランド経営を継続的に拡大し、認知度の向上に力を入れ、唐菓子や唐茶(唐代の茶)文化を国内外の文化交流活動の場に広げる取り組みをしている。観光客や探究学習グループが参加できる唐菓子作り体験プログラムを立ち上げたほか、唐茶など当時の暮らしに関する文化資源を統合し、顧客に中国の伝統文化を取り入れた「国風」の催しの企画や演出、教育研修、観光客向けの土産といったサービスや製品を提供。千年前の趣を、より多くの人々が感じて、触れて、味わえる文化の証しに変えている。
9日、唐菓子作り体験プログラムで、製菓師の指導を受けながら唐菓子作りを学ぶ愛好家。(西安=新華社記者/邵瑞)
西安市内のホテルで唐代の節句「上巳節(じょうしせつ、旧暦3月3日)」の游春(春の行楽)をテーマにした茶の品評会を開く李歓さん(右から2人目)とチームのメンバー。(2023年3月24日撮影)(西安=新華社配信)
9日、唐菓子を作る李歓さん。(西安=新華社記者/邵瑞)
9日、唐錦(唐織りの錦)技法を用いて自身のチームが制作したオリジナル製品を掲げる李歓さん。(西安=新華社記者/邵瑞)
9日、ハスの花をかたどった唐菓子を作る製菓師の卓美艶さんの手元。(西安=新華社記者/邵瑞)
9日、唐菓子作り体験プログラムで、製菓師の卓美艶さん(左)の指導を受けながら唐菓子作りを学ぶ愛好家。(西安=新華社記者/邵瑞)
9日、唐菓子作り体験プログラムの前に唐代風の化粧を施す李歓さん。(西安=新華社記者/邵瑞)
9日、観光客らに唐代の茶器の種類などについて解説する李歓さん(奥左)と陝西省宝鶏市にある法門寺博物館の特別招聘研究員兼中国国際茶文化研究会学術委員の王苗(おう・びょう)さん(奥右)。(西安=新華社記者/邵瑞)
9日、唐菓子作り体験プログラムで愛好家と唐茶文化について語り合う李歓さん(右)。(西安=新華社記者/邵瑞)