
香港のビクトリア湾。(資料写真、香港=新華社記者/陳鐸)
【新華社香港1月22日】中国香港特別行政区政府財政司の陳茂波(ちん・ぼうは)司長は21日、スイス・ダボスで開かれた世界経済フォーラム(WEF)年次総会(ダボス会議)に出席し、香港経済の成長を支える三つの主要エンジンである「金融」「貿易」「科学技術イノベーション」は今後も大きく発展を続けるとの認識を示した。同特区政府新聞処が明らかにした。
陳氏は、人工知能(AI)やブロックチェーンなどの技術的なブレークスルーが、産業の抜本的な変革を引き起こし、経済の成長と転換をけん引していると指摘。いかなる国や地域もこうした潮流を受け入れる必要があると述べた。
「一国二制度」の下、香港は金融と科学技術のイノベーション分野で探究と検証を絶えず進めているとした上で、イノベーションとテクノロジーの力強い産業チェーンを有する粤港澳大湾区(広東・香港・マカオグレーターベイエリア)の都市との連携を背景に、香港は投資先として高い魅力を放っていると強調した。
さらに陳氏は、国際貿易は現在、パラダイム転換の過程にあるとの見方を示し、かつて廉価品の製造や輸出に依存していた一部途上国では発展モデルが変化しつつあり、先進国もそのことを認識すべきだと指摘した。
中国もその一例であるとし、高水準な双方向の対外開放を推進し、内需拡大が経済成長の主要な原動力となっていると説明。中国経済の質の高い発展に持続的な原動力が注ぎ込まれると同時に、各国・地域の高品質な製品やサービスにも巨大な市場機会がもたらされ、共通の繁栄を後押ししていると述べた。