中国・貴州風味のミルクティー、食材と文化で新たな価値創出

中国・貴州風味のミルクティー、食材と文化で新たな価値創出

xhnews | 2026-01-21 17:13:16

 【新華社貴陽1月21日】中国貴州省の山間部に育つ刺梨(トゲナシ)や抹茶は、いかにして若者に人気のミルクティーになったのか。「貴州の味」を売りにした新しい茶飲料は、地元の食材と文化を融合させ、南京(江蘇省)や杭州(浙江省)などに初出店した際には3千杯を越える注文で9時間待ちになるなど、一大ブームを巻き起こした。

 茶飲料ブランド「去茶山」で貴州省貴陽市エリアのマネジャーを務める陳莉(ちん・り)さんによると、「新茶飲料」とは地元の天然食材を主原料とし、植物性粉末油脂やミルクベースを使用しないものを指し、地域文化や健康志向、体験価値をより重視する。トゲナシや銅仁市産の抹茶、もち米の優良品種「香禾糯」などの特産品を取り入れて貴州ならではの風味を作り出すほか、ミャオ族の刺しゅうや黔陶(貴州の伝統的陶器)などの無形文化遺産を商品や店内装飾に取り入れ、店舗内で貴州文化を体感できるようにしているという。

 地元の味を前面に打ち出したミルクティーは、斬新な味わいだけでなく、貴州の特産品を全国に広げる役割も果たした。同時に、無形文化遺産や文化観光のIP(知的財産)と連動して自然を感じられるくつろぎの空間を演出し、各店舗を飲み物を通じた貴州文化体験の場にしている。新茶飲料と文化観光、農村振興による化学反応は、1杯のミルクティーの価値を再定義しつつある。(記者/劉勤兵、呉斯洋、倪遠詩、周芷若)

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