6日、港珠澳大橋の出入り口。(ドローンから、珠海=新華社記者/鄧華)
【新華社広州1月20日】中国の広東省珠海市と香港、マカオ両特別行政区を結ぶ「港珠澳大橋」では、2025年の珠海道路口岸(通関地)経由の貿易額が前年比40・1%増の3258億4千万元(1元=約23円)に達し、初めて3千億元を突破した。広東省珠海市拱北税関がこのほど、明らかにした。
同税関の担当者によると、越境電子商取引(EC)は、貿易拡大の新たな成長分野となっている。25年に同税関の越境EC管理プラットフォームを利用した、同口岸経由の輸出額は92・5%増の1109億8千万元に上った。1日当たり160万件以上の越境EC貨物が、500台近くのトラックに積載されて同口岸を出発し、香港・マカオの空港を中継地点に、140以上の国と地域に運ばれた。
20年から同口岸で越境EC事業に従事するアパレル系越境EC大手、SHEIN(シーイン)の担当者は「受注のピーク時は数十台のトラックでも足りない。25年は同口岸経由の越境EC荷物量が8万9千トンを超えた」と振り返る。
同口岸経由の貿易額は19年の496億5千万元から25年は3千億元以上となり、年平均成長率は36・8%に達した。