慶応大特別招聘准教授、高市氏の誤った発言を批判

慶応大特別招聘准教授、高市氏の誤った発言を批判

xhnews | 2026-01-18 13:50:15

 【新華社東京1月18日】「高市早苗さんがやっていることは、赤信号をみんなで渡れば怖くない、赤信号、台湾のレッドゾーン、みんなで渡れば怖くない」。慶應義塾大学の有野洋輔特別招聘准教授が、街頭演説で高市早苗首相の台湾に関する誤った発言を批判し、その動画はソーシャルメディアで拡散された。

 有野氏は新華社のインタビューに対し、今の日本には日中関係の歴史的背景や高市氏の発言の影響を十分に理解していない人が少なくないとし、高市氏の発言の問題点をより多くの人々に明確に認識してもらう必要があると述べた。

 「高市発言、台湾有事に武力的に介入することを示唆しました。国内では集団的自衛権の行使などという美辞麗句が踊りますが、国際的にはそうではありません」。有野氏は演説時の動画を記者に見せた。有野氏は演説の中で、日中間の四つの政治文書の内容を紹介し、日本はこれらの文書の中で「一つの中国」の堅持という政治的約束を明確に示したと指摘した。

 有野氏は、日本の民衆の多くは日中間の四つの政治文書をよく理解していないとし、特に1972年の日中共同声明と1978年の日中平和友好条約については「原文や歴史の流れを知らない」と述べた。

 高市氏の台湾に関する発言は法理的にも歴史的にも問題があるとして、日本国憲法第9条が戦争と武力行使の放棄を掲げている点を挙げ、集団的自衛権は憲法に矛盾していると指摘。「集団的自衛権の行使を名目とした台湾への軍事介入は憲法上許されない」と語った。

 「歴史に盲目になれば未来に盲目になる。歴史を直視すれば未来も直視できる」。有野氏は、日本がかつて中国を含むアジアの多くの国や地域に対して侵略戦争を仕掛け、台湾地区を50年にわたり植民統治したことは疑いのない事実で、日本はこの歴史を直視しなければならないと指摘。高市氏の台湾に関する発言は「中国国民の感情を傷つける恐れがある」と述べた。

 有野氏は「台湾有事などと言って日本が加担することは絶対にしてはいけない。中国の言葉を借りれば、台湾問題はレッドゾーンだ。高市早苗さんがやっていることは『赤信号みんなで渡れば怖くない』。こんなことをする危険な総理に対して、そのまま同調圧力に屈してはいけない」と語った。(記者/陳沢安、楊智翔、郭丹)

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