
秦兵馬俑2号坑2025年発掘区域の第9過洞東段。(西安=新華社配信)
【新華社西安1月18日】中国陝西省で14日開かれた同省の2025年度考古学成果交流会で、秦始皇帝兵馬俑(西安市)の2号坑から戦車2台が出土したことが明らかになった。
秦始皇帝陵博物院が25年、2号坑第9過洞(通路)東段の約30平方メートルを発掘。戦車2台と車馬具15点、武器9点が出土した。

14日、2025年度陝西考古学成果交流会で報告された秦兵馬俑2号坑の発掘成果。(西安=新華社記者/張思潔)
発掘調査の責任者、秦始皇帝陵博物院の朱思紅(しゅ・しこう)研究館員によると、平面配置から見て第9過洞は2号坑第2区画の「車兵方陣」に属する。これまでは第3区画と考えられていたが、今回の発掘で認識が改められたという。
2号坑は平面がL字型で、面積は約6千平方メートル。試掘結果から、陶俑や陶馬1300点余りが埋まっていると推定される。これまでに車兵俑や騎兵俑、跪射俑(きしゃよう)、立射俑など異なる形態の俑群が多数出土し、色彩が比較的良く保たれた彩色俑は、大半が2号坑で見つかっている。