演劇が集う街・中国天津 動き出す文化的潜在力

演劇が集う街・中国天津 動き出す文化的潜在力

xhnews | 2026-01-17 21:06:00

天津市の歩行者天国、金街で話劇「日の出」を演じる役者。(2025年10月1日撮影、天津=新華社記者/孫凡越)

 【新華社天津1月17日】中国の天津市南開中学(日本の中高一貫校に相当)で8日午後、「2025天津演劇祭」の閉幕式が行われた。3回目を迎えた同祭は9月13日に開幕し、「天津の演劇から演劇が集う天津へ」をテーマに98作品、417公演を通じて演劇文化の魅力を伝えた。

8日、天津市南開中学の講堂で、話劇「愛国三問」を上演する天津人民芸術劇院の役者。(天津=新華社記者/孫凡越)

 天津は中国話劇(現代劇)の発祥地で、伝統戯曲の中心地、民間芸能のふるさとでもあり、演劇が根付いた都市として知られる。演劇祭の期間中は街全体が舞台となり、至る所に観劇の機会がある。25年の国慶節・中秋節連休(10月1~8日)期間には市内9カ所で289回に及ぶ没入型公演が行われた。

天津大礼堂で、演劇「白蛇・喜見昇卿」を上演する役者。(2025年9月13日撮影、天津=新華社記者/孫凡越)

 地元出身の聞(ぶん)さん(33)は毎年100本もの演劇を見る愛好家。ここ数年は演劇祭が市場活性化をけん引し、招聘(しょうへい)作品が増え続ける一方で、地元発のオリジナル作品も育っているとして、演劇と都市の文化的な結び付きがますます深まっているとの見方を示した。

 聞さんは、演劇と都市は互いを育てると信じている。「演劇が断片的にでも劇場の外に出て、街に入り込めば、人々の好奇心を呼び起こし、その都市ならではの演劇的雰囲気を漂わせることができる」と語った。(記者/周潤健、宋瑞)

天津市の中国大戯院でサプライズ演出を披露する役者。(2025年10月1日撮影、天津=新華社記者/孫凡越)

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