四川・西蔵の高地用大型無人機物流ルート初飛行に成功した大型固定翼無人機FP―985「金牛座」。(ニンティ=新華社配信)
【新華社成都1月15日】中国四川省綿陽市の北川永昌空港に14日早朝、大型固定翼無人機FP―985「金牛座」が無事着陸した。同機は西蔵自治区の油茶(ユチャ)、ヤクの乳製品など特産品を積んで同自治区林芝(ニンティ)市の米林(メンリン)空港を離陸、1100キロ超の距離を飛行して到着した。これにより、中国の高地用大型無人機物流ルートの初試験飛行が成功し、西部高原地域での効率的で安定した低空物流網の構築に堅固な基盤が築かれた。
FP―985「金牛座」は中国航天科技集団傘下の時代飛鵬科技が高地や離島、辺境地区など特殊な地理環境向けに独自開発した大型固定翼無人機。最大離陸重量が5・7トン、最大積載量が2トン、航続距離が2千キロ超となっている。高地の寒冷な気候、離島の塩霧など過酷な環境下での遠距離物資輸送・配送能力を備えている。標準的な空港で短距離離着陸が行えるだけでなく、簡易的な空港での柔軟な使用も可能であり、除氷機能を持ち、耐雷・耐風性に優れ、全天候での飛行が可能。
四川・西蔵地域の低空物流チャンネルの構築は両地域の特色ある農産物の外部輸送能力や西蔵への物資保障能力を高め、西部地域の経済発展を促進し、重要プロジェクト建設と緊急対応能力を確保するために重要な「新たな領域、新たな質」の手段となる。