山間部の高速道路に「床暖房」を設置 中国四川省

山間部の高速道路に「床暖房」を設置 中国四川省

xhnews | 2026-01-10 19:32:30

楽西高速道路の羅徹トンネル入り口で、環状ヒートパイプ融雪システムの効果を示すサーモグラフィーカメラの表示画面。ヒートパイプが埋設された部分の表面温度は他の場所より明らかに高いことがわかる。(12月26日撮影、成都=新華社記者/江宏景)

 【新華社成都1月10日】標高の高い山道は冬になると積雪や路面凍結が発生し、移動が不便になる。間もなく開通する中国四川省の楽山、西昌両市を結ぶ楽西高速道路の雷波区間では、スマート環状ヒートパイプ融雪システムが導入され、路面に「床暖房」を敷設したかのように、積雪や凍結を自動的に解消、走行リスクを低減する。

 路面のタイヤが当たる部分から15センチ下に直径8ミリのヒートパイプを正確に埋設し、センサーが低温や降雪を検知すると、システムが空気熱源ヒートポンプを起動させ、熱媒体を50~60度に加熱する。ヒートパイプを通じて効率的に熱が伝わることで、路面の表面温度を1~2度で安定させ、安全かつ自動で雪や氷を解かすことができる。

 同区間の建設を担当する四川楽西高速公路開発集団昭普(楽西)公司のエンジニア、王元洪(おう・げんこう)さんは新技術について、除雪車による作業や塩・融雪剤の散布といった従来の方式と比べて「『受動的な除雪』から『能動的な予防とスマート制御』への転換が実現できる」と紹介。同システムは人工知能(AI)アルゴリズムを用いて温度を精密に動的制御し、小雪なら降るそばから溶かし、大雪や吹雪でも車輪で踏み固められた後、速やかに溶かすことができると説明した。

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